イジメや友人関係が心に与える影響②

  • 悩みや行き詰まりの原因

イジメや友人関係が心に与える影響の続きです。

今日は私自身の体験をお伝えしますね。

私の中にはずっと

  • 女って面倒くさい(特に感情の起伏が激しかったり、気分屋、我儘な子は)
  • 女性相手に余計なこと言ったらいけない(だからちょっとした不満は我慢しないといけない)
  • 腹割って話さない女性は信用できない
  • 女性は気に入らないことがあると、攻撃してくる

そのような思い込みがありました。


なぜそんな思い込みができたのかというと、それが友人とのあるトラブルがきっかけだったんです。

Aki’s カウンセリング90分3千円でカウンセリングが受けられる♪

私は元々 自分の意見はハッキリ言う、自己主張のできるタイプの子供でした。


みんなでそれぞれの意見を出し合い、物事を決めていく。
そんな環境で育ってた事もあり「それって違うんじゃないかな?」と思ったことは意見し合い、改善したり、妥協したり、互いの意見や言い分を尊重しすり合わせしたり。

それがある意味、当たり前の環境にいました。


沖縄に転校してきて、仲良くなった友達に
なんでも自分の思い通りに事を進めようとする子がいたんです。


学年のリーダー格の子で(海外ドラマに出てくる、意地の悪いチアリーダーみたいなタイプかな)
「えっ?」って思うような理不尽な要求を平気でしてきたので、私は思わず
「Aちゃん、それワガママだよ」って言ったんですよね。


その翌日から私の世界は一変しました。



誰も私と口をきいてくれなくなり、私が近づくとサササーっと離れていく。
私は沖縄に来て、わずか1.2ヶ月で足らずで一人ぼっちになったんです。


誰もいない所でこっそり、優しい子が「ごめんね。教子と話すなってAちゃんに言われてるんだ」って教えてくれました。


Aちゃんはみんなに、私の文句を言って周っていたようで
みんなAちゃんが恐くて従うしかなかったんですよね。

中にはAちゃんのご機嫌を取るかのように、わざと聞こえるように私の文句を言う子まで出始めて

私にとっての学校は、誰も味方がいない場所で
いつ誰に攻撃されるかわからないような場所というイメージに変わっていきました。

そこから徐々に学校が恐くなり、行けなくなる日が増えていきました。



みんなが私の文句を言ってるんじゃないか。
私はみんなに嫌われている。
今日はどんな嫌がらせがあるのかな?
 そう思うと、気が重くなってなんやかんや理由をつけて休んでいたんです。


そんな日々を送る中、Aちゃんは今度は別の女の子(Bちゃん)に対して不満を溜め始めていったようで
ある日いきなり、Aちゃんは私に何事もなかったかのように仲良く話しかけてきて、代わりにBちゃんを無視するようになりました。


私はAちゃんに嫌われないように、自分の意見は言わなくなった反面。
自分の気に入らないことがあると、文句を言って、排除しようとしたり
いつもその場にいない人の悪口ばかりを言ってる女子集団が信用できなくなっていきました。



女子あるあるかもなんですが、その場にいない人の文句や愚痴、不平不満を言うってないですか?
けど、本人がいると何もなかったかのように、仲良く過ごしてたりして。



そういうのを見て「女子って、腹ん中ではなに思ってるかわからない。この人達を信用するのは危険だな」って学んだんですよね。



このような経験を通して出来上がったビリーフ(思い込み)が原因で
私の女友達との関係作りは困難なものになっていきました。


大人になっても仲良くなった友達には、嫌われるのが恐くてちょっとした不満とか飲み込むようになる。
そうやって相手に対して我慢するから、いつしたドカーーーんって爆発して、関係を断つ


相手が私に対して思っていた不満を、共通の友人から聞くと
「本当はそんな風に思ってたんだ」ってショックと共に、恐怖がわき上がってきて一切関わらなくなる。(これは私の過剰反応ですね)


私の言動に相手が過剰反応し、感情的になる。
それを私は攻撃と捉えてしまい「女って面倒くさい」ってなって、距離を置くようになる。
(その時、私も相手に対して不満を我慢していたら「私だって今までいっぱい我慢してたのに」ってフツフツと抑圧してた怒りが沸いてきたりも)



この人なら腹割って話せる。なんでも言い合えると思って仲良くなっても、上記のようなことが繰り返されて関係が壊れていく。

私はそんなパターンを持っていて、それを大人になっても相手を変えて何度も繰り返していました。


これ、相手が悪いとかではなくって
私が自分のビリーフ(思い込み)を元に女性と関わるから、無意識になんだけど
その思い込みが証明されるような友達を選んで、関係を作ってるんですよね。


私の周りには、腹割って話せる人もいたし
信用できる人もいたし
意見を言い合っても、関係が壊れない人もいたし
面倒くさくない人もいたし
感情的にならない人、ワガママでない人もいっぱいいたのに。


その人達とも仲良くなるんだけど、なぜか
私が親密になったり、急速に仲良くなる人ってその逆の人が多かったんです。



女性と仲良くなるのが恐いから、慎重になるんだけど
信用できる友達や、感情的にならない友達には、過剰に警戒して仲良くならずいて


まるまる全ては信用しない方がいいかな?という人や、感情的になりそうな人には「今度こそ大丈夫」って信用して、関わって
結果、また同じ事を繰り返す。

そんな人間関係を送っていた私でした。


だから、女って面倒くさいって言いながら
自分のことが一番面倒くせーーーなーーーっていつも感じてました。笑


友人との関係が壊れ始めて行くとき
私は子供の頃に感じてた、あの恐怖も一緒に蘇ってきてたんです。

自分の世界が壊れて、周りから総攻撃されるような
一人ぼっちで味方もいない、その恐怖。



そんな時は、家から外に出ることさえも恐くなってたし
その恐怖や緊張感からのストレスで、睡眠障害になったり
緊張性頭痛が数ヶ月も続いたりしていました。



そういえば昔、ご近所の女性にちょっとした苦情を言われたとき(それは本当、大したことではない苦情なのに)
それ以来、ご近所みんなから文句言われるんじゃないかって恐くなって、家から出られなくなったこともありました。



イジメや友人関係によるトラウマって、その時だけの気がしてるし
大人になった今は関係ないように思っていても、その影響って色んな所に出てるんです。


自分では気づいてなくても、今の自分の友人関係や人間関係が
子供の頃、学校の中や友達と起こった出来事が関係してるかもしれない。

人間関係だけでなく、自分が外の世界に対して感じる感覚にまで影響していたら?


私の場合で言うと
・沖縄の人は私のことを受け容れない(嫌われる)
・私は周りの女性から攻撃される とかね。


そんな風に感じてたら、世界は恐いものになってしまうし
その緊張感が常にあったら、オープンマインドなんてなれっこないし
窮屈な世界に閉じこもるしかなくなってしまうよね。。。



イジメられたって、ハッキリしたものでなくても
子供の頃に、お友達との関係で傷ついた経験があって

今もそのことを思い出すと、心が「チクッ」とするようならそれは
確実にあなたの人生に影響を与えています。


傷を癒すことで、人間関係だけでなく世界をも拡げることができる。
だから過去の出来事による傷や痛みを「封印したまま」にしないで欲しいなって思います。

トラウマをケアする大切さが、私の経験をシェアすることで伝わると嬉しいなと思います。



他にもまだ、伝えたいことがあるので
イジメや友人関係が心に与える影響③へ続きます。