【症例】損したくない・出し惜しみする心理①

  • セラピー症例

 

 

※ この記事は2020年掲載のものに加筆・修正しています


週末はシークレット開催のお金をテーマにしたセミナーでした。


【お金×心理】って、めちゃめちゃ奥が深いなぁって毎回感じるんですが
改めて感じたのは、自分で自覚してるお金のトラウマ体験や、分かりやすい原因って
確かに影響を与えているんだけども、ほとんどの場合が
【そこまで重要じゃないし・核心ではない】ってこと。


つまりは、その奥にもっと重要な要因が隠れているんです。

 

こんにちは♪ 心理カウンセラー・のりさん(谷口のりこ)です。

 

バリ好き、ヨガ好き、海好きの
アラフォーのりさんが、沖縄を拠点に

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ビリーフ(思い込み)がビリーフ(思い込み)を隠すということが度々あるんです。


≪存在してはいけない≫など
生存に関する深刻なビリーフは
そこから来る痛みや不快感も強いので

その痛み(不快感)を避けるために
新たなビリーフを身につけて自分を守ろうとします。

 

例えば、≪重要な存在であってはいけない、(何かができる自分には価値があるが)ありのままの自分には価値がない≫を表面に出し
深刻なビリーフを包み隠すのはよくあることです。

 

その場合、≪何かができる価値ある自分なら存在してもいい(できない自分は存在してはいけない)≫というように、条件付けになるんです。

 

そうなると、存在しちゃダメっていう強い痛みや恐怖感から逃げるために
『価値ある自分』で居続けようと必死になり

仕事の成果や、高スキル、能力の素晴らしさなどを求め
自分を追い込んでまで努力に努力を重ね、頑張り過ぎます。


他者評価に依存する傾向が強くなり
巷で言われる「承認欲求の強い人」などもこの部類に入ります

 

  

  • 貧乏な家で育った
  • 両親がお金のことでケンカばかりしていた(親族との相続争いなどお金のトラブルが多かった)
  • お金持ちは性格が悪いなどのことを聞かされて育った(お金が全てじゃないとか)
  • お小遣いやお年玉を親に預けたら使われていた
  • あなたはお金のこと、何も考えなくて良いのよと言われて育った
  • お金お金って、お金の話ばかりするのははしたないと言われた


このような出来事は
お金のトラウマとして心に刻まれやすいので

大人になってから自分がお金を手にするときや
お金の使い方に分かりやすく影響が出ます。


いつもお金の不安ばかり、お金の苦労ばかりしてる

考え無しにポンポン使ってしまい、なかなか貯金ができない

頑張って貯めたのに、いつの間にか使っちゃう

大して困ってはないけど、収入や貯金額に満足してない

自分が欲しいものを買うのにも、どこか罪悪感を感じる

逆に、そこまで欲しいわけではないのに、物欲が止まらないとか、まぁ色々。。。



『こんな出来事があったからかな?』って思い当たるものがあると
今の自分がお金に苦労する原因はこれかな?って、因果関係を結びやすいですよね。

だからそこに目がいきやすいんです。


『この出来事があったから』
そればかりが気になって気になって、気持ちが持って行かれるんです



そこに意識を持って行かれてばかりだと
その奥にある【重要な核心】は
盲点となり、気づけないままとなります。

つまり核心に触れるのを避けることができるんですよね。



とは言え、分かりやすい原因が解決されてないと
深刻で重要な核心は見えないこともあるので
玉葱の皮を剥いていくように、徐々に核心に近づいていく作業のような側面もあります。


だからこそ
「分かりやすい原因にばかり囚われて(そこを解決するでもなく)
核心に深めていけないのは勿体ないなぁ」と、思っていました。

だって、その重要な核心も複数隠れてたりするからね。



先日のセミナーでは、そんな話しをしてたのもあり
色々と掘り下げることができ、いくつか原因を特定できたので

最後にピンポイントに核心に気づいてもらうために、ちょっとしたワークもしたんです。



お金のワークもありがとうございました。
たくさんの気づきがあって、驚きました!!


というお声も頂けて、大満足な私でした。


が、、、


その後、ミイラ取りがミイラになりました、、、



ワークには私も加わったので
私も感じることや気づきが色々ありました。


初めのうちはね、
「私はお金を出すことにはなんの躊躇も問題もないんだなぁ」って。

むしろ、楽しい!!って気持ちが強かったんです。



自分や人のために使うことや
人に分け与えること。

そうゆうことが楽しくて仕方がない私を発見しました。



この感覚めっちゃ分かるんです!!

子供の頃からお小遣いをもらうと
家族のためにお菓子を買って、貰ったその日に全額使っちゃう私だったんです。


今でも海外旅行に行くと
友達へのお土産を買って配るだけでなく
いわゆる『ばらまき土産』をいーーーっぱい買ってきて
会う人会う人に配りまくるんですよね。


もうね、お土産をあげるのが楽しくて、嬉しくて仕方がない自分がいるんです。



沖縄には『カメーカメー攻撃』と言って
おばぁの家などに行くと、「これ食べなさい。あれ食べなさい。」って
食べ物を勧められる攻撃があるんですね。
(カメーとは、方言で「食べる」の意味)



私も同じようなもので
「はい。これ、○○のお土産~、これは△△のお土産~」ってな具合に
お土産プレゼント攻撃をしてるんです。


ばらまき土産と言っても、ありがちなキーホルダーとかじゃなくてね・・・

ちゃんと選んで良いものを買ってるから
「喜んでくれたら良いなぁ~。気に入ってもらえたら嬉しいな」って、そんな想いもあるんですが
ほぼ完全なる自己満足です。笑
(自己満は満足し切ったのでしょうか。2024年の今現在、この症状は治まってきました)


ワークの時は、そこまでの気づきで終わってました。


そのワークはペアワークだったので1対1でやるもの。

あとで、あれを複数でやったらどうなってたんだろう?って振り返ったとき
自分でもビックリな衝撃が走りました、、、




複数名でのワークをイメージしたとき私は
「自分がお金を受け取る順番はなかなかな回ってこないもの」
そんな感覚が湧き上が理、なんだか寂しさを覚えました。



自分の順番はなかなか回ってこない。
自分には全然巡ってこない。

そう 無意識で思ってたんです。



花いちもんめって子供の遊び分かりますか?

私の感覚は花いちもんめで自分がなかなか選ばれない時の気分に似てたんです。


もしくは、みんなで輪になってバレーボールで遊んでて
輪になってトスしてるので、順番などなくランダムにボールが巡ってる。

そんな時、なぜか自分には全然ボールが来ない。
誰も私にトスしてくれない。


「あれ?私って嫌われてるのかな?
私は好かれてないから、ボール来ないのかな?」って思っちゃう。

あの感覚とソックリだったんです!!



私ね、花いちもんめもバレーボールも
そのどちらも「私が嫌われてるからかな?」って感じた経験は確かにあるんです。


けどね、ワークを通して気づいた感覚は
それよりももっと深いものだったんですよね。


いっぱい人がいて、他の人は何人も選ばれるのに私だけ選んでもらえない。
必要とされてない。
求められてない。
だったら、いてもいなくても(やってもやらなくても)一緒。

そんな感覚。


この感覚、もしかして私の感覚じゃなくて
お母さんが感じてる感覚なのかもしれない・・・

お母さんの生育環境を考えるとあり得るかも。って
そう見立ててる私がいるんですよね。


真相は心理セラピーをしてみないとわからないとこですが、、、



この感覚があるからでしょうね。

「お金ってあるとこにはあるんだよね」が私の口癖なんですが
それは
「あるとこにはあるけど、自分のとこにはなかなか巡ってこない」

そんなニュアンスを含んでいるんです。


あいなっ!!
だからかっ!!って思い当たる節が色々とあるので
この内容で心理セラピー受けに行こうと思う今日この頃です。


(追記)
あれから私は、確かにこのテーマで
心理セラピーを受けに行きました

ただ、その時の内容・原体験・根本原因がなんだったのか?
全く覚えていないんですよね。。。

 

ハッキリ断言できるのは
今の私に当時感じてたような不快な感覚は一切なく

もしも私の所にトスが回って来なかったとしても
いても居なくても一緒なんて思わず


みんなが楽しそうにしてる姿を見て微笑む様子の私がいるし
自分も『その輪の一員』という感覚が確かにあります

今でも「お金はある所にはあるよね」と思ってはいますが
あの当時とは少しニュアンスが変わってきて

 

「ある所にはあるし、私の所にもある。
今はまだ多くはないけど、これからどんどん巡ってくる(増えていく)」

そんな感覚(価値観)に変化しています

 

 

さて。

肝心の今日のタイトル
【症例】損したくない・出し惜しみする心理 なんですが
こちらもお金が絡んだものでした。


だけども、ごめんなさい。
私自身の話が長くなってしまったので、本題は次回お伝えしますね。
【症例】続・損したくない・出し惜しみする心理

 


それでは またブログでお逢いしましょう♪

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