無視されるくらいなら、こっちの方がまだマシ

  • 悩みや行き詰まりの原因

前回の記事では『ゲーム』について少し書いていきました。
今日も『ゲーム』ネタで続けていきたいと思います。


前回の記事はこちら↓↓
いつも人から拒絶される

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そもそも『ゲーム』という
お互いが不快を感じるようなコミュニケーションの仕方を
なぜ、わざわざしてしまうのでしょうか?


そこにも、その人が育った養育環境が大きく関係しています。

スキンダイビングでお世話になったのはこちら
Clown Crownさん


小さな子どもは親に対して常に
『いつも自分を見てて欲しい。』
『気にかけて欲しい。愛して欲しい』
と思っています。



通常であれば、プラスのストローク
(子供がなにか語りかけたら、笑顔で応えてあげたり
優しく接したりなどがプラスのストローク)


それらを親子間で交換・循環する事で
子どもの心は満たされ、安定していきます。

『いつも自分を見てて欲しい。』
『気にかけて欲しい。愛して欲しい』
という基本的欲求も同時に満たされていくんです。


ですが何らかの理由で、温かい愛情や注目が得られない。
自分に対する関心が示されてないと子どもが感じた場合

幼い子どもにとって、その状態は耐え難い苦痛となります。



なのでどんな方法を使ってもいいから
あの手・この手で親の愛情や関心を引こうとします。



その結果にどんな関わり方が返ってきてもいいから
親には気にかけてもらいたいし、関わりたいのです。



「無視されたり、気にかけてもらえないなら、叱られる方がマシ」となり
わざと怒られるようなことをしたり
言うことを聞かずに親を困らせたりなど
マイナスのストロークを得るような関わり方をしていくのです。



以前、クライアントさんがセッション中に
「お母さんが見てくれるなら、どんなことでもする・・・」と切実に訴えていたのを思い出しました。。。


そうやって 幼い頃の愛情の求め方、愛情の交換の仕方
関わり方が身について習慣化し『ゲーム』の原型を作り上げていくんです。



それが何度も何度も繰り返され、無意識の深くに組み込まれているので
独自のパターンとなって、大人になっても親以外の人(職場の人間関係や友人、恋人など)と関わる時に
ついつい同じようなやり方を繰り返してしまうのです。


自分が仕掛けているゲームに気づくことは大事なんですが
気づいただけでは止められないのがゲーム。


ゲームを止めたいのなら、ゲームの元となる
自分自身の幼少期の親との関わり方を見つめ直し

そこで生じた心の傷を癒してあげる必要があります。



そして、本当はどのようなストロークが欲しかったのか。
その本心に触れ、本当に欲しかったものを得る必要があります。
(親に今からそれを求める必要はありません)


その一連のプロセスを、自分だけで何とかしようとするのは限界がありますし
なんども言いますが、今から親に求める必要はありません。



心理セラピーではセラピストの誘導の元、自己完結が可能なので
自分のゲームを止めたいなと思う方は、ぜひご相談ください。


他のゲームもお伝えしています。
◆うっかりミスを繰り返す