依存or自立 どちらかではない

  • 悩みや行き詰まりの原因

恋愛に依存してしまう。
彼(旦那さん)に依存しているのがイヤ。
親にまだ依存して、自立できてない自分がイヤ。


そんなご相談内容もたくさん頂いています。
なので多くの方に必要とも思うので今回は依存や自立についてお伝えしますね。

恋愛に依存してた私


独りなんて、そんなの寂しくって耐えられないから彼氏が欲しい。
誰かと支え合いながら、生きていきたい。



昔むかぁ~し10年以上前のお話し。


友達に恋バナをしてる時に言われたひと言。。。

「のりちゃんは彼氏が欲しいの?
それとも、依存できる人が欲しいの?」



私にとって、落雷に撃たれたような衝撃が走ったことを今でも覚えています。


「頼りがいのある、寄りかかれる相手が欲しい。
依存させてくれる相手(場所)が欲しい。
もう独りで頑張るの、疲れた・・・」



私は「支え合っていきたい」なんて、耳障りの言い綺麗ごとを語ってはいたけれども
本当の本音はココだったんですよね。



当時の私は婚約破棄したことで、かなりの傷を負い
人と真剣な深いおつきあいをすることが恐く、せっかく男性と知り合っても
また裏切られるんぢゃないか?
どぅせこの人も…
男なんて…
と疑心暗鬼でした。


だから、いつ裏切られても良いように予防線として、浅い付き合いで「都合の良い関係」でいたし
「これ以上傷つかないように」警戒態勢レベルMAX
一生懸命踏ん張って、立っているのがやっとの状態だったんです。



でもね、そんな関係はやっぱり満たされないんですよね。
どこか虚しく、寂しい感覚だけがべっとりと張り付く感じ。

そんな状態だから、キチンとした彼氏が欲しいなぁ~とも思っていたんです。


そぅ。
私は自分を埋めて、支えてくれる人が欲しかっただけ。



この人が好きだからつきあいたい!!でなく、
寂しいから彼氏が欲しい!!
寄りかかれるなら、つきあいたい!!
私の条件を満たしてる人ならある意味、誰でも良かったんですよね。
(今振り返ると相手の方に対しても、なんて失礼なんだと思います。)

私が求めていたのは、自分に都合の良い【条件付きの恋愛】だったんです。


だから、ちょっとでもアレ?って感じることがあると
「こんなハズではなかった・・・この人、違うかも」と急激に冷めていく。



おかしいですよね。。。


それもこれも、私が相手を本気で好きじゃないからだし
自分の問題を解決するために恋愛をしようとしてたんですよね。
前ブログの記事ですがこちらの記事も参考にどうぞ



で、私に落雷が落ちてからは
依存って、とても恐いモノだと捉えてしまいました。


「依存しちゃいけないんだ!!自分でちゃんとしなきゃなんだ!!」と思い
過剰に自立を求めるようになり


人に頼ったらいけない。
なんでも自分でやらなきゃ。
自立しなきゃダメ!!

そんな風に頑張った私はどんどん苦しくなっていきました。



だから、心のより所を見つけるとガラガラと崩れ落ち、極度に依存する。
それはダメーーー!!って、また極度の自立に向かう。
もしくは、寄りかかりそうな自分に気づき、相手の手をはねのける。



両極端過ぎて、本当に疲れました。

訳分かんなくなって、全部捨てて逃げ出したくもなりました。

ポキッて折れて、立ち上がれなくなることもありました。(自分を追い込み過ぎたんですよね)



私はAがダメなら、Bが良いんだ!!って考えに偏りがあり
白か黒か、全部あるか、全部ないかみたいな。(それも愛着障害の一つの症状ですが)



けどね、依存や自立って

どちらが良くて、どちらがOKとかそーゆーんじゃなく
その時々の状況に応じて、適宜対応することが望ましいんです。


寂しいときや、人の助けが必要なときはいつでも人に頼れる、人と繋がれる。『健全な依存』ができるように。

そして、健全な依存ができるとその関係性からは『人と関わるときの安心感』が手に入ります。



その安心感があるからこそ、できることは自分でやる。
自分1人の時間も充実して過ごせる『健全な自立』ができるんです。

つまり依存と自立って、その両方を自分の意思で自由に行き来できることが望ましい状態で無理にどちらかだけを選択し続けるほうが、不自然なんです。

依存も自立も両方を、自分の手中に置いて好きなときに、好きなほうを選んでいく。


そんな生き方。アリなんですよ♪