助けたい想いが自分を不幸にしてる

  • 悩みや行き詰まりの原因

お父さんがお母さんにヒドいことをしてたというケースで
その家庭で育った女の子が
お母さんの味方につき、お父さんに敵意を向け拒絶すると

その子が大人になった時
様々な生きづらさや悩み、問題を抱えます

 

こんにちは♪ 心理カウンセラー・のりさん(谷口のりこ)です。

 

バリ好き、ヨガ好き、海好きの
アラフォーのりさんが、沖縄を拠点に

不自由な生きづらさを手放し
『心の土台を整え、生き方を再構築する』

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・夫婦関係(恋愛)上手くいかない原因①
・夫婦関係(恋愛)上手くいかない原因②

こちらの記事の続きです

 

お父さんが浮気したり、暴力・暴言、借金、お酒、ギャンブル などなど
父親側が問題を抱え、それにお母さんが振り回されていると

 

子供の目線では

・お父さんは悪い人
・お母さんは可哀相

そんな意識で捉えた子供は、お母さんに対して

私がなんとかしてあげたい!お母さんを助けたい!と
お母さんの味方につくような立ち位置になります。

 

お母さんを守りたい。助けたい。
子供の愛情による純粋な想いが、後々
子供自身を生きづらくさせてしまうんです。

 

人の面倒ばかりみる

 

私がなんとかしてお母さんを助けたい!
そうは思っても、所詮は子供なので
お母さんを助けることはできないんです。

 

その時子供は、助けたい人を助けられない無力感を感じます

そして、助けたい思いだけが募り、その未完了の気持ちが
大人になると自分の世界に投影され
助けないといけない人だらけの世の中と映ります

 

具体的には、可哀想な人ばかりが目についたり
自分が面倒見たり、お世話しないといけないことだらけな気がします

なので、いつも自分ばかりが人の面倒を見たり
お世話してばかりの損な役割と感じ、生きづらさを抱える方もいますし

一生懸命関わってる割には、期待したほどの助けはできず
子供の頃に味わった『無力感』を何度も感じることになる方もいます

 

また、両親がケンカをしてる時
それを見聞きしてる子供はとても恐い思いを抱きます

つまり本当に可哀想で助けが必要なのは
一番か弱い立場の幼い自分なのに

充分に守ってもらえず、助けがないので
どこか自己犠牲が標準装備となってしまいます

 

自分が辛い思いをしていても、その思いをグッと耐え
自分よりも人の面倒を見る役回りとなるのはこんな背景があるからです

 

大きい存在・小さい存在

 

お母さんを助けたい、守りたい!!
それは愛情からくるものなのは充分すぎるほど理解しています

 

ただ、、、
厳しい言い方になりますが、その思いは
【傲慢な子供の姿勢】でもあるんです

 

子供が親を助けたいと思う時、その子の無意識の在り方では
親は自分の問題を、自分で解決できない人と見てるんです

だから親の代わりに、自分が親の問題を解決しなくてはいけないと思っているのですが
その姿勢は親を見下し、自分よりも下(小さい存在)と捉えてることと同じです

 

そしてそれは本来
子供が親に対して取る姿勢ではありません

 

目には見えませんが、愛情の流れは
親という大きい存在(上)から
子供という小さい存在(下)へと流れるのが自然です

 

自分を親より上(大きい存在)にしてる子供は
親からの愛情が流れてこないので
心理的な愛情孤児となり枯渇していきます

 

それが深刻な生きづらさの原因になっているケースは数多く存在します

 

助けたい気持ちは純粋な愛情ですが
「助けたくても子供の自分には助けられないものなんだ」という現実を受け止め
子供の自分を守り助けるための心のケアをし

親の問題は親自身が向き合うもの
これらの意識が自分を幸せにするためには大切になります

 

次回は、お父さんは悪い人!お父さん大嫌い!!と感じた子供が
大人になった時に現れる弊害をお伝えしますね。
「お父さん大嫌い」その気持ちの弊害


それでは またブログでお逢いしましょう♪

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