- 心理コラム
- 2019-7-3
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先月の福岡出張でのこと。
個人セッションの合間には、友人と会い心理話しに花が咲く~♪なんて時間も過ごしつつ
そこで会話に上がったのが、セラピーをコツコツ受け続けることの意義とはでした。
※この内容は、先日メルマガで配信したものを一部変更してお届けしています。
最近この系の質問
「セラピーはいつまで受けるといいのか?」
「セラピーを受けることに、終わり(卒業)はあるのか?」
「セラピー依存にならないのか?」
などなどを聞かれることも多かったので
私的な考えや思いがあったのと
友人もタイムリーに感じてたことがあったので、この話題になったんですよね。
多くの人は、ナニカにつまづいたり
事が起こって苦しくなったときなど
傷や痛み(ビリーフ)が刺激されたときにセラピーを受けにくると思うんです。
その時の目指すゴールは、ラクになりたい。
痛みを取りたい。と言うようなもので、それだけでもセラピーは効果を発揮して変わっていけるんですよね。
だけども実は、それだけでは【核心までは扱えていない】こともあって
ラクにはなれるんだけども、幸せになれるのとは違うんです。
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目指すゴールでいうと、例えば職場のAさんに対してイライラしたり、過剰反応するのを止めたい。
別れた元彼のことが忘れらない。
友人とのある出来事が今でも心のトゲとなっている。
などの悩みの場合、解決するのに比較的回数はかからず1.2回のセラピーで可能ですが
自信がない。
両親に対する色んな思い。
人との関係性の築き方。(恋愛・結婚を含む)
自己実現(どんな人生を叶えたいかなど)
そういった分野の悩みというか、テーマの場合は時間や回数がかかるものなんです。
なぜならば、それらの悩みは単一原因ではなく
いくつかの要素が複雑に絡まり合っているからであり
『玉葱の皮を一枚づつ剥いていくようなもの』と表現されるのですが
受けるごとに核心へと、深部へと触れていくものでもあるのです。
セラピーの受け方にも、その人なりのパターンがあって
苦しくなったときにだけ受けに来る方の場合、残念ですが
『幸せに生きるための人生において、すごく重要なんだけども大きな痛みは伴いにくいもの』って
セラピーで扱うことを先送りにする
もしくは全く気がつかないことがほとんどなんです。
ご本人が気づかない限りは、扱いようがないのですが
先送りにするとき、そこにも何かしらの抵抗が起こってるんですよね。
私自身、今でもセラピーを受けていることはみなさんにもお話ししていますが
抵抗が起こっててスルーしていたものもありますし
『核心』となるテーマは、何度も何度も受けています。
ではその頻度は??というと、、、
基本は月に1回ペースで受けています。
時々、間が空くことはありますが、それでも2,3ヶ月に1度は必ず受けているんです。
私以外にも、私の周りには月1回は必ず受けているという友人・知人が何名かいるのですが
コツコツ受けている方って、その分核心へと深まっているので
その人たちが得ているものって大きいんですよね。
ビジネスで大きく結果を出してる。
長年の婚活に終止符、結婚することになった。
など、目に見えて分かりやすい方もいますが
一見すると大きな変化はないように見えても、心の中の情景は雲泥の差が出てるんです。
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変わりたいのに変われないという状況に陥るときがありますが
それもやっぱり、コツコツ受けている方はそこを越えて変わっていきます。
短絡的な視点ではなくて、長期的な目線で見たとき
セラピーを受ける人も、受けない人もみんな平等に、3年とか5年とか過ごしてて
人は昨日よりも少しでも成長する、変わっていくものだから
どんな人にでも3年とか5年とかを過ごした分だけの成長や変化はあるんだけど
セラピーを1度も受けていない人は、1度も受けてないなりの成長や変化で
2.3回受けた人は、2.3回受けたなりの成長や変化
10回受けた人は10回受けたなりの成長や変化が上乗せされているんです。
更にいうと、受けるごとに1回のセラピーで得られるものの恩恵というか、感動というか
なんかそういうものも増えていってる(深まっていってる)んですよね。
(けど、これは私の個人的な体感かも)
自分に向き合う事って『健康維持』や『ダイエット』と同じで、終わりがないもの。一生続けるもの。
そんなものだと私は思っているので
自分課題とか、抱えてるテーマとか、避け続けているネタとか、抵抗してる気がすることに気づいたとき
そこと向き合い、乗り越えるための手段としてセラピーを活用する。
その方がすんなりと乗り越えられるから。
このやり方をしたら(セラピーを受けて解決する)早いのに
その方法を選択しない人がいるのも事実だし、その理由もそれぞれです。
そもそも自分に向き合うというのを、あまりしない人もいますよね。
セラピーで向き合うの恐いって思ってる人もいますよね(うちの主人はこのタイプ)
- 古傷をあけたくない
- セラピー依存になるんじゃないか
- セラピーはいつかは卒業しないといけないもの
- 延々とセラピーに頼り続けるのはよくない
そういったことを考えて、受けない選択先延ばしして
自力で頑張るなどの努力をしてる方もいて。
けどね、それも全部思い込みでしかないんです。
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「人生とは困難なもの。頑張って努力しないといけないもの。ラクするのは良くないこと」
そのような思い込みを持っている方も
セラピーを受け続けることや
セラピーという方法で(ラクに)乗り越えるやり方に抵抗がでているなぁ~と見てて感じます。
だからこそ、その遠回りな頑張り方を止めて、潔く受けたら
この人なら同じ頑張り(同じ労力)で、もっと多くの幸せをサクッと手にできるのに勿体ないなぁ~と思ったり。
突発的に受けるのでなく、みんな自分のペースでコツコツと受け続けたら良いのになぁ。
そしたら手にするものや、見える景色は、年単位で見たとき
すっげぇ変わるのに。。。って私は思います。
突発的に受けている方でも、それなりの回数を重ねると核心に近づくのですが
(気づく力の高い方や、素直な方なども)
その時のセラピーでは、痛みを取ることが優先されることが多く
「次回は○○(核心)部分を扱うと、より効果が深まるから良いですよ」とお伝えしても、やはりそこは先送りにされてしまうんですよね。
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抵抗が起こってるときは、セラピストの言ってることが
聞こえていない。覚えていない。聞いてるけど頭に入ってこない。などが普通に起こります。(これも私のことですが)
ホント、無意識ってすごいですよねーーー!
だからこそ、ある程度深まってきたときこそ、計画的にコツコツ受けるといいなぁと思うのですが
ただ、これはあくまでも私の価値観(考えであり意見)です。
押しつけるつもりはありません。
自分に向き合うことで、望む生き方を叶えたり、自然な在り方でいられたり
そういう、ちょっと漠然としたことなんですが、私が目指してるゴールってそこなんですよ。
漠然としてるからこそ、ゴールに到着したぞ!!って明確な線引きが無いんじゃないかなとも思ってて
だって私は、幸せに対して貪欲な人だから(笑)
だから今後も、自分や家族が幸せになっていくのであれば
どんどんセラピーを受け続けていきます♪
そして、良いものはみんなにもお伝えしていきますね♪
変わりたいけど変われないスパイラルに陥ってるとき、どうすると良いのか。
そこ気になってる人もいるかな?
それはこちらの記事でお伝えしますね♪
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