- 心理コラム
- 2021-1-6
【トラウマ】と聞くとどんなイメージがありますか?
事故や災害での心の傷?
特別大きなショックな出来事?
実は「別にそこまで大したことではないんだけど、、、」
「大げさにすることでもないんだけど、、、」と、このような言葉で片付けられてしまっているトラウマも多くあって
それが今現在の、人との関係を上手く築けない要因だったり
自分らしく暮らすのにブレーキをかけてしまってることがあるので
ちょっと気にかけてみて欲しいなって思います。
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ライフサポートレッスンでご相談いただく内容には
ちょっとしたある出来事が『トラウマ』として、心にトゲが刺さったままになってしまってて
それが自分では全く関係のないことだと思っていたとしても
今の生活に影響を与える火種になってることがけっこうあるんです。
だから トラウマのケアをするのってすごく大切なんです。
みなさんは意外に思うかもしれないですが
トラウマって けっこう日常に溢れているんです。
というか、その時の傷ついたことや
あの時のちょっとした出来事が、ここまで引きずってたなんて、、、
ご本人が思いもよらないことってとても多いんです。
気づいてないだけで、心ってとても繊細でデリケートなもの。
ちょっとしたことでも、深く傷ついているんだけど
その傷が【ないこと】や【軽いこと】として扱われてしまってるのもあるんです。
その理由はこの辺りのことも関係していますね。
友達とのちょっとしか誤解や行き違いから生じたトラブルが
胸にしこりとして残って、それを引きずってしまい
思い出すたびにチクッとするような気になることだったり
学生の頃にありがちなイジメとか
イジメってわけでもないけど
みんなから仲間はずれにされたり、影口言われてたりとかでもね
それが人と関わるときや親しくなるときに影響を与えてるってけっこうあるものなんです。
パートナーに嘘をつかれたとか
えっ!?っと思うようなことをされたり
かるく愚痴を言いたくなるような、そんな出来事だって
それすらもその人と別れたから『終わり・なかったこと』になるわけではなく
次に恋愛するときや、結婚生活に何らかの支障を与えたりするし
些細と感じるような夫婦ケンカでさえも、その後の夫婦関係に溝ができる序章になって
思えばあの頃から、、、ということは、ご相談の中ではよくあるのです。
職場で上司からの、理不尽な嫌がらせとか
同僚からの嫉妬や妬みによる反感とか
やってしまった仕事上のミスとか
自分が原因で会社に迷惑をかけてしまったこととか
職場内でありがちなことも、トラウマとして後々にまで影響を与えることがあるんです。
ご近所トラブルや
ママ友とのこと
家族とのこと
偶然目撃したビックリしたこと etc…
大人になって経験する様々な【ちょっとした出来事】も
心がそこに対応できないくらい、本当は傷ついてたりすることもあるんです。
そして、そういったこと全て
傷ついて心を痛めた自分が悪いのではないんです。
自分が弱い人間だからでも
ネガティブで、落ち込みやすい人だからではないんです。
自分自身や心は、起こった出来事に対して正常に反応してるだけ。
その正常な反応に対して、ケアが追い付いてなかっただけ。
大きなトラウマ体験をキッカケに、その日から人生が変わったとか
その人の考え方や、性格や行動に影響を与えるとかは、映画とかでも見ることはあると思うんです。
だけども、見過ごされがちな【ちょっとした出来事】や【小さなトラウマ】も
その人のその後の生き方や、考え方、物事の捉え方、人との関係の深め方に地味にジワジワと影響を与えてしまってるんです。
だから見過ごされがちなことにも
しっかりと光を当ててケアしてあげると良いですよ。
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