- 正しい感情の扱い方
- 2022-5-12
怒りを我慢する人の特徴の続きです。
なぜシンドい思いや、不快な症状を抱えても
本物の感情を我慢して溜め込み
ニセモノの感情を使うようになってしまうのか?
そこには隠れた目的があって
多くの方が【本物の感情を感じたら、もっとイヤなこと(恐いこと・大変なこと)が起こる】
そんな思い込みがあるんです。
こんにちは♪ 心理カウンセラー・のりさん(谷口のりこ)です。
バリ好き、ヨガ好き、海好きの
アラフォーのりさんが、沖縄を拠点に
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絶対そうなるに違いない!
前回の記事を読んだ多くの方から
「これ私のことです!!」
「前は私もそうだった」
など、たくさんのお声を頂きました。
それくらいみなさん
怒りを我慢しがちなんですよね。
今日は怒りだけでなく全ての【本物の感情】を
なぜ我慢してしまうのかについてお伝えしますね♪
多くの人が、感情について
【本物の感情を感じたら、もっとイヤなこと(恐いこと、大変なこと)が起こる】
そう 無意識で思い込んでるんです。
けどそれは思い込みであって、事実ではないんですよね。
その思い込みが「心のブレーキ」になり
感情が湧き上がってきたその瞬間
頭ではなく、心が咄嗟の反応で
ブレーキをかけ我慢してしまうのです。
確かに過去には、さらにイヤなことも起こったけど
毎回同じ結果になるとは限らないにも関わらず
『絶対にそうなるに違いない』と、どこか頑なに信じてる。
なのでその思い込みと心のブレーキを緩めていくことも大切なポイントです。
でなければ『自分の気持ちを大切にしよう』としても
結局できない(感じられない)から
2重に苦しくなってしまいますよね
弱さを履き違えてる
落ち込みやすい人は、心が弱い人
そう思っていたり、聞いたことはないですか?
実はそれ自体が、感情に対する
間違った思い込みの1つなんです
(ちなみに過去の私も、すぐに落ち込む自分は弱いからダメとか
うつになったのは、自分(の心)が弱いからだって思ってました)
落ち込むときって、どんな状態だと思いますか?
多くの場合はショックなできごとやつらい事など
強いストレスを感じる出来事あり
その出来事に心が反応し
悲しみや、恐れ(不安)、寂しさなどを感じる状態をさしますよね。
だけどもそこに
【悲しみを感じることは弱いこと】という思い込みがあって
さらには【弱いことはダメなこと】という思い込みまで上乗せされてたら
どうなってしまうと思いますか?
悲しいことやつらい出来事がある度に
消化されない思いを抱え
その未完了の思いが引き金となり
落ち込みを長引かせ、シンドい時間が増えていく。
そんな自分すらも否定する。
↑↑↑このような悪循環に陥ってしまうんです
時々、真逆に振り切ってる方もいますが
では、それが強さを意味するのか?というと
心理的にそれは『本当の強さ』ではないんです。
案外ただの『強がり』でしかなかったり
どこか『無理をした強さ』とか
ロボットのような『無機質な冷たさ』が醸し出てる気がします。
心理的観点でいう『本当の強さ』は
【自分の弱さや全ての感情を、真摯に受け止められること】なんです
気持ちを感じたら、こうなるに違いない
このように、自分の内側から湧き上がってくる気持ちを
ありのままに、自由に、自然に味わうことにも
私たちは無意識の中に、それを阻むような思い込みを持っています。
本物の気持ちを感じたら
どんなイヤなことが起こりそうな気がするのか?
そのイメージは人それぞれですが
クライアントさんからよく聞く理由はこちらです。
- 気持ちを感じること自体がとてもツラすぎる
- 気持ちを感じること自体がとても痛すぎる
- そもそも気持ちを感じることが恐い
- 感じたら嫌われる(捨てられる・見放される)
- 感じたら嫌がられる(煙たがられる)
- 感じたら白い目で見られる
- 感じたとしても、それを受け入れてもらえない
- 感じたとしても分かってもらえない
- (感じてる気持ちや、感じてる自分自身を)否定される
- (感じてる気持ちや、感じてる自分自身を)バカにされる
- 自分がその気持ちを感じると、相手が悲しんだり、不安になったり、怒らせてしまう
- 感じると自分が弱くなる気がする
- 感じると自分が負けた気がする
- 感じると自分自身や周りが、混乱したり、パニックになる気がする
- 感じると周りを困らせてしまう気がする
- 感じることが死ぬほど恐い(死んじゃうんじゃないかってくらい恐い)
- 感じたら止まらなく溢れ出るような気がする etc…
本物の気持ちを感じると、このようになってしまう。
だから、感じることにブレーキをかけてしまうんです。
なので自分が感情に対して
どんな思い込みを持っているのか。
感じようとすると、どんな風に止めているのか。
(身体に出る反応だと、どこかに力を入れてたり、腕や足を組んだり。
思考に出る反応だと、上記のことを想像してたり
自分を説得させる言葉が頭の中で巡っていたり) などなど。
そんな『自分なりの思い込み』や
『自分なりのブレーキのかけ方(パターン)』に気づき
そこから緩めていくと良いんです♪
ちなみに私は
『足を組む』『口元(顎)に力を入れる』『唇を噛む(内側に入れて、歯で押さえる)』『口を尖らせる』などをよくしていました・・・
今でも(自分が)セラピーを受ける時は緊張してるので
始まるときから足を組んでることがあるので、足組みを解き
深呼吸して口元の力を抜いてから
セラピストさんに話し始めるようにしてます。
次回は『ニセモノの感情』について
こちらで詳しく説明しますね。
それでは またブログでお逢いしましょう♪
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