- 正しい感情の扱い方
- 2022-5-13
![](https://shanti.okinawa/wp_2018/wp-content/uploads/2018/12/1d51c0a0f2b85e800f09bc586ecc5c0f-650x365.png)
不安でいっぱい、心配でたまらない、そんな時
その気持ちをどうにかしよう、切り替えよう、振り払おうと
一生懸命 無くそうとしてませんか?
こんにちは♪ 心理カウンセラー・のりさん(谷口のりこ)です。
バリ好き、ヨガ好き、海好きの
アラフォーのりさんが、沖縄を拠点に
。.゚+:✿。.゚+:✿。.゚+:✿。.゚
◆ 『自分で解決する力』を育てる基礎レッスン
どうやって悩みと向き合うと良いのか?【基本】のレッスンです
◆ 頑張ってもうまくいかない、不器用な生き方を手放す方法
自分らしく自然体で生きたいアラフォー世代へ♪
詳細はこちらから
。.゚+:✿。.゚+:✿。.゚+:✿。.゚
不安や心配という気持ちは【恐れ(恐い)】の感情なんです。
多くの人が恐れの感情は『ネガティブな感情』と思ってるので
その気持ちにとらわれたとき
色んなやり方で恐れと戦ってしまうのですが
実はそれこそが
【感情の扱い方・感情のコントロール法】として間違った選択なんです。
どんな風に戦うかは、人によって様々で
- ソワソワするから落ち着かず、気を紛らわそうとする人
- 「恐れを手放そう・無くそう」と、そのことを考えないように、そのことに触れないようにと必死になる人
- 感情に飲み込まれてしまい、誰かにすがりたくなる人
- そもそも押さえ込みすぎて、感じることすらできなくなってる人
もしかしたら人によっては「恐れと戦う」というより
我慢する、ないことにする、抑え込む
そんな表現の方が伝わりやすいかもしれないですね。
![](https://shanti.okinawa/wp_2018/wp-content/uploads/2022/05/IMG_1253-1024x768.jpg)
恐れは自分を守る感情
【恐れ】と言う感情は
私たちを守ってくれる感情の1つなんです
どんなふうに守るのか?
それは、危険が迫った時「危ないよ」と教えてくれるのが恐れなんです
自分の身が危険に晒されている時や
未来に危ないことが起こりそうな時
『恐さや不安』を感じることで
その危険を回避し
身を守ることができるんです
だからこそ恐れの感情は私たちにとって
なくてはならない感情の一つで
『その状況で「恐い」と感じることが当然の場合』
その恐れの感情というのは、あって当たり前の感情なんです。
例えば、事件や事故に遭ったときは恐いと感じて当然だし
自分を否定されたり、大切に扱ってもらえなかったら恐いと感じて当然です。
かつて恐い思いをしたことに関しては学習するので
「また恐い思いをするのでは?」と、その出来事が起こる前から
未来を想像し恐がるのも当然なんですよね。
だけどもその時
不安や恐れと戦い、蓋をすると
その恐れは【未完了の感情】となってしまい身体の中に留まり続けます。
そして 未完了が完了される機会を伺い
ポロポロと溢れだしてくることもあるんです。
(恐がる必要がないことも、恐がったりします)
それが不安が強い人や、心配性へと発展するんです
![](https://shanti.okinawa/wp_2018/wp-content/uploads/2022/05/IMG_1249-1024x768.jpg)
未完了の感情を完了する
悩みを解決するときは、ワークをし
未完了の感情を正しいやり方で完了し、消化していきます。
今まで我慢したり、抑圧してた恐れの感情を
ワークの中では感じても良いんだよ
我慢しなくて良いんだよと働きかけをしていくのですが
その時に大切なポイントが
「私は恐い」と、言葉で自分の恐さを認めながら
「私は恐くてもいい」
「恐いはあってもいい」
「恐いを無くそうとしなくていい」
「恐いと戦わない」という感覚の元
我慢していた恐れの感情に寄り添うのです。
すると、感じたら感じた分だけ恐れの気持ちは消化され
心や身体がスッキリと軽くなるのを感じることができます。
だけども、日常生活の中で感じる
全ての恐れがそれで消化されるとは限りません。
![](https://shanti.okinawa/wp_2018/wp-content/uploads/2022/05/IMG_1236-1024x768.jpg)
『その状況で「恐い」と感じることが当然な場合』
その恐れの感情というのは、あって当たり前の感情なので消化されません。
恐れだけではなく全ての感情が
その状況で感じて当然の気持ちなら
その感情はあって良いものです
感情はあってもいい。
感情を無くそうとしない。
感情と戦わない。 です。
大事なプレゼンを控えてて、大丈夫かな。不安だな。って感じていたら
そのプレゼンが終わるまでは、多少なりとも不安で当然です。
(もしかしたら終わっても、恐さのリリースが完了されるまでしばらくは不安が続くかもですね)
人前で発表をしなくてはいけなくなったら
ドキドキと緊張して、恐くなって当然。
今や未来を不安に思うこと。
人であれば、それは当然の気持ちなんです。
だから、それすらも無くそうとしなくて良いんです。
けどね【その状況のその不安な気持ち】を静かに見つめてみたとき
明らかにそれ、不安が強すぎてない?
過剰に反応してない?
当たり前に感じる気持ちより盛ってない?
そんな風に思う部分があるのなら、それはもしかすると
過去の未完了の感情が
今の不安に上乗せされている可能性が大なので要注意です。
(その上乗せ分は、ワークで消化することができますよ)
それでは またブログでお逢いしましょう♪
▶ インスタでは心の仕組みのお役立ち情報を投稿中
インスタへはこちらから
こちらの記事もオススメ