- 正しい感情の扱い方
- 2022-5-15
不安や心配が湧き上がる原因③の続きです。
前回は不安や恐れでいっぱいになるのは
【怒り】を我慢したり、怒りの感情エネルギーを正しく使えないことで
【恐れ】に傾くというのをお伝えしました。
では、今日は最後の原因をお伝えします。
こんにちは♪ 心理カウンセラー・のりさん(谷口のりこ)です。
バリ好き、ヨガ好き、海好きの
アラフォーのりさんが、沖縄を拠点に
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そもそも自分の感情ではない
3つめの原因は、その不安(恐れ)は
元々、自分のものじゃないというパターンです。
これは心配性や過保護・過干渉な親の子供に多くみられる症状・パターンで
もともとはお母さんやお父さんが不安(恐れ)が強い人なんです。
心配性な人(親)は転ばぬ先の杖で、子供に対してもアレコレと
「こうなったらどうするの?」
「○○にはならないように」
「〜〜した方が良いよ」など
口を挟み、色々とお世話をしたり、面倒をみては
ときに過保護にもなりますよね。
『それは子供のため』と言われることが多いのですが
心理的に見ると実のところその真相は
本当は自分(親)が不安や恐れを抑圧してるから、投影が起こってるんです。
子供の身に親が想像してる「もしも」が起こったとき
困るのは子供本人なんですが
それ以上に本当は親自身が恐く(不安・心配)なってしまうんです。
だから、自分が不安にならず済むように
子供の行動をコントールしたり、制限したり
親の思い通りにさせようと、過保護になり
その時に無言のメッセージとして
「あなたは親の代わりに、〜〜を恐がりなさい」と子供に伝わってしまうのです。
このようなやり方で、親の抑圧された【恐れ】を子供に預けてしまい
それを受け取った子供は、親のものだった【恐れ】を
いつしか自分のものだと思い込み
「不安だ。不安だ」って自らも不安症や、心配性へと発展していくのです。
この心理現象を【ホットポテト】と言います。
熱々ホカホカのポテト(恐れ)を持ってたら、自分の手が熱いですよね。
持ちきれなくなった熱々のポテト(恐れ)を相手に持たせてしまう。
それを受け取った人は、元々は他人のポテト(恐れ)だったにも関わらず
自分の物として捉えてしまうようになる。
この場合の恐れは、前回の恐れと同様で
いくら感じても感じても消化されない恐れになります。
なぜならば、自分のもの(自分の本物の感情)ではないのだから。
自分のものではない恐れを消化させる時は
本来の持ち主(お父さんやお母さん)に返すこと。
すると、アレコレと心配しすぎて不安になってたのは改善されます。
不安(恐れ)でいっぱいになっちゃうのにも原因は3つあるので
それぞれのケースで正しいケアをしていくと良いですよ♪
それでは またブログでお逢いしましょう♪
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