- 心理コラム
- 2019-4-2
カウンセリングでお話しをお聞きしていると
【悩み】を話してくださると言うより、むしろ
【状況説明】をずーーーっとされる方がいます。
状況説明ってどういう感じかというと。。。
こうでこうで、こういうことが起こって
そしたら、○○さんが「△△△~~~」って言ってきて
だから私は「◆◆◆~~~」って言ったんですけどね。
その後に□□になったから、それもどうにかしようとしたんですけど上手くいかなくて
○○さんはきっと、~~~だと思ってるんだと思うし
だから私も~~~だし、、、、
という感じかな?
何か【事】が起こったとき、気持ちもいっぱいいっぱいになってしまうこともあり
色々と言いたいこと、伝えたいことは盛りだくさんだったりしますよね。
情報をいっぱい教えてくださるのは有り難いことなんですが
上記のような【状況説明】って、セラピーの時にはあまり必要じゃないんです。
状況説明って、問題が起こったときのことを事細かに伝えてくれてはいますけど
情報量は多い割に、セラピーで役立つ情報は少なかったりします。
(セラピーで必要なのは、その状況下で『どんなことを考えて、どう感じたか』だったりします。)
なのでそれを整理するためには、カウンセリングが必要なんです。
よく「あなたの悩み(問題)はなんですか?」
「今日は自分の、どんな所を変えたいですか?」
「今日扱いたいことはなんですか?」と、セラピーの前にお聞きします。
だけど、それをひと言で答えられる方は、なかなか居ないですよね。
心の中というか、頭の中というか・・・
悩みや問題って、芋づる式に繋がってたりするんですよね。
上記のようなことが心や頭の中で起こってたら
全てが一緒くたになってしまい、この輪の中の全てで1つの悩みだと感じてしまうもの。
だから状況説明として、A~Hまでの流れを全て伝えたくなるんです。
自分でも何が何だか、どこから整理したら良いのか
全然わからないし、 ザワザワしたり、イライラしたり、焦ったり、苦しくなったり、行き詰まったり、、、
こんな時に「あなたの悩みはなんですか?」「変えたい所はなんですか?」「扱いたいことは?」って聞かれても
「Cです」って言えるのは、セラピーに慣れてきた方ぐらいだと思います。
ゴチャッとしてたものも、図式で見るとわかりやすく
A~Hまでは全て、独立した別々のことなんだって見えてきます。
それが理解できたら、自分が一番気になってるのはCだなって気づけるんです。
そこからCを改善するためにエネルギーを注いでいけば良くって。
カウンセリングで「心や気持ちを整理する」ってそういうことなんです。
これって、自分では気づけないことばかりだからね。
1つのお話し、1つのお悩みを聞いただけでも
3つくらいのテーマというか、悩みが関係しているもので
AのこととBのことって、同じように見えるけど別の問題ですよと、詳細も含めてお伝えすると
みなさん、意外だったという表情をしますが、とても納得されるんです。
ある1つの症状という悩みを作り出すのに
2つのビリーフが関係してるときとか、まさにこの例ですね。
【人に言いたいことが言えない】という悩みを例にしても
その根底では、『嫌われるのが恐くて言えなくなってるとき』
『自分の意見なんて言っても・・・って思って言えなくなってるとき』
その2つは、それぞれ別のビリーフから来てるんです。
カウンセリングで、頭や心や気持ちを整理するのはとても大切です。
ごちゃごちゃに絡まって、芋づる式になってるものを一度紐解いて把握する。
それだけで、モヤモヤしてたものはクリアになることだってあるんです。
Aki’sカウンセリングでは、自分で考えてもラチがあかない
整理できないモヤモヤしたものを、カウンセリングで整理する。
そのようなお手伝いも可能なんですよ♪
すでに受けていただいた方からは
- ほんわかと優しく、包んでくれる雰囲気にほっと癒されました
- 真摯に話しを聞いて、理解してくれようとしてて良かったです
- 自分では気づかなかった隠れた感情が出てきて、自分はここが引っかかってたんだなと新たな発見がありました
このような感想もいただいています。
『話す』は『放つ』とも言われてるように
人に話すことで、解放され消化されるものもあります。
1人でグルグルと堂々巡りしてるのなら
ぜひAki’sカウンセリングを頼りにしてください♪
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