- 心理コラム
- 2019-2-28
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カウンセリングやセラピーをしていると
少ない回数で変化する人と、回数や時間がかかる人の【違い】に気づくことがあります。
先週の東京出張では、いつものセラピスト仲間と情報交換しつつ
色んな話題で盛り上がる時間もありました。
その中で「ちょっとしたボタンの掛け違い程度の悩みだと変化は早いよね。
勘違いに気づいて、修正したら良いだけだもんね♪」という会話になりました。
そうなんです!!
悩みって色んな種類があるんですが、一番変化が早い悩みってコレなんです。
第1ボタンと第2ボタンの掛け違い、ズレているくらいの悩みだと
ボタンを1個留め直すだけ。しかもその差は1段。
その場合、けっこうアッサリ変化するんですよね。
とは言ってもご本人はとてもツラかったり、行き詰まり感を強く感じてるので
「まさか自分の悩みが、こんなにアッサリ改善するとは思わなかった!」と驚かれることが多いです。
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ちょっとしたボタンの掛け違いでなく
「そもそも、その服、裏返しですょ」というようなものもあります。
裏返しだけでなく、実はサイズもキチキチで、さらにはボタンも外れていたり
第1ボタンが第4ボタン穴に入ってるなんてこともあったり。
もしかしたら、実はズボンを頭から被ってたりなんてことも!?
そのような場合は、どこから着手するのかカウンセリングでしっかりと計画を立てながら取り組むし
セラピーに回数や期間(時間)も必要となってきます。
(ご本人の変化のステージ段階や意識レベルがどこにあるのかでも変わってきます。)
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多くの方が誤解してる部分もあるかと思うのですが
心理カウンセリングや心理セラピーは
私たちセラピストが着替えさせて、
ボタンを留め直すのではないんです。
セラピストにできるのは「裏返しだよ」って教えたり
「服のサイズが合ってないからシンドいんだ!」って
本人が自分で気づくためのアプローチしかできないんです。
【新しい服に着替える】実際の行動は全て
クライアントさん自身でしないといけないもの。
だから『自分に気づく能力』が必要となってくるんです。
(セラピーの回が進むごとに、どのクライアントさんも、その能力はメキメキと伸びていきます)
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気づいてしまったら、言い逃れはできないし
見ない振りして誤魔化しても
サイズの合わない窮屈さや、しっくりこない感じは
事あるごとに【違和感や苦しさ】として訴え続けてくるもの。
着替えを人任せにしたくて留まるか
着替えた方が良いのは分かったけど
まだしばらくは、そのままで居るか
(それも1つの気づきなのでアリなんです)
自ら積極的に着替えていくか。
そういった部分でも、変化の早さは変わってきます。
なんにせよ、【自分】というものを知って
そこから、自分のペースで変化のステージを進んでいくと良いんです。
私は、クライアントさんの歩く道を
常に一緒に、伴走しています。
だからどんなペースでも大丈夫です♪
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