- 心理コラム
- 2025-11-18
ワガママや自分勝手な人のことを
自己中心などと表現しますが
私たちはみんな、自己中心の世界に
どっぷり浸かってた時期があるんですよ
ただ、それは
皆さんがイメージする『自己中心』とはちょっと違うものなんですが
こんにちは♪ 心理カウンセラー・のりさん(谷口のりこ)です。
バリ好き、ヨガ好き、海好きの
アラフォーのりさんが、沖縄を拠点に
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生まれたばかりの子供は
親や兄弟、社会と関わりながら
少しづつ世の中について学んでいきます
そうやって、色んなものと繋がりながら
『自分』と『他人』を学び、自分自身を見つけます
子供の心の発達・成長の中で
5〜6歳くらいまでの時期は
【自己中心的世界観】の中で生きています
この時期の子供は
『自分を基準にして』世の中を把握する以外の方法を、まだ知らないんです
つまり、世界は自分を中心に動いてて
自分が軸だから、そこで起こる全ての責任(原因)は
自分にあると感じているんです

なんでも ”自分のせい”
例えば、両親の喧嘩や離婚の理由を幼い子供に聞いてみると
こんな答えが返ってくるかもしれません
「私が病気ばっかりして、お母さんを独り占めしたから
だから2人は喧嘩して
私のせいでお父さんは寂しくて出ていっちゃったの。
私が病気せずに、元気になったら
きっとお父さんは帰ってきてくれる」
「ママが怒ってるのは、きっと私が悪い子だから」
「私が泣いたから、パパが出ていっちゃった」
実際には、父親の浮気や酒癖が喧嘩の原因だったとしても
子供の世界観では、何でも
“自分のせい” 以外に説明ができないし
それが心理学でいう「自己中心性の世界観」です
小さな子供にとって、親自身の問題や親の都合
親の精神状態などは度外視され
何もかもを全て、自分のせいだと思うもの
それらは、良いことや期待などにも現れます
私が良い子にして、お勉強を頑張ったら
きっと、お父さんとお母さんはまた仲良くなる
そんな風に考えたり
晴れ女・雨女なども、自己中心性世界観の名残があるんです

自己犠牲も容易にできる
自己中心的世界観に生きてる子供は
全てが自分中心なので
自分がやることも、お父さんやお母さんの役に立つと考えます
いつも大変でツラそうなお母さんを見て
「私が得られる幸せを我慢したら(受け取らずにいたら)
きっとその分、お母さんが楽になれるはず」
夫婦不仲の両親を見て
「私が2人の元に生まれてきたから2人は喧嘩ばかりするんだ
私さえ居なければ、きっと2人は仲良くなれるはず」
会社の愚痴を吐露するお父さんのそばで
「私がお父さんの不満を全部聞いてあげたら
きっとお父さんは楽しくお仕事できる日が来るはず」
もしも、そう感じたら
自分を犠牲にすることもいとわずに
愛する両親のため、率先します
(それを子供特有の盲目の愛とも呼びます)
それが大人になって
なぜか苦労ばかり強いられる環境に身を置いたり
(無意識では自分の幸せを差し引き、苦労したら
その分、母が幸せになれると思ってるから)
この人といたら幸せになれると思える相手なのに
好きになれず、どこか嫌悪感を抱いたり
(自分が得られる幸せを母に分けられると思ってるから)
(たとえ自殺はしなくても)自殺願望が潜んでいたり
鬱になったり
自分の存在に、漠然とした罪悪感を感じてたり
(自分の存在が消滅すれば両親が仲良くなると感じてるから)
毎晩、晩酌しながら
仕事の不平不満を垂れ流す旦那さんにうんざりしながらも
甲斐甲斐しくお世話をし続けていたり。。。
(父に貢献してたあの頃を大人になっても再現してる)
そのような悩みに繋がってることも多々あります。

おかしなゲン担ぎ
余談ですが、以前の私は不安が強く、心配症でした
事が起こる前から
「こうなったらどうしよう、もしあぁなったらどうしよう」と
あれこれ想像しては、自分自身を不安に追いやっていました
(起きてもないことを悪い方にばかり想像して感じる不安を【予期不安】と呼びます
不安が強い・心配性の人は、この予期不安が強いんです)
その原因の1つに、こんな出来事がありました
子供の頃、お母さんのお気に入りの物を壊してしまい
「どうしよう!!相当怒られる!!」って、めちゃくちゃ恐がってたのに
実際はサラッと言われただけで済んで、拍子抜けしたんです
この出来事から私は
「最も最悪なことを考えていたら
”なぁ〜んだ。全然大丈夫だったじゃん!”ってオチになる
だからあえて、最悪なことを想像しておくと良い」
こんな自分なりのゲン担ぎみたいな思い込みを
私の無意識に刷り込んでしまってたんです
この思い込みがあったから私は
めちゃくちゃ不安が強い人になってたのに
当の本人は、ゲン担ぎなんてすっかり忘れて
「不安に捉われてばかりな自分がイヤ」って感じてたんだから
今考えると、クスッと微笑ましいことですよね
【お母さんがどんな風に、どの程度強く私を叱るか】
そんな”お母さん側の要因”と
(虫の居所とかもあるだろうし、新しいの欲しいと思ってたから壊れてラッキーとかあったかもだし)
【私がどれほど酷い状況を想像していたか】は
一切、因果関係がないのは、大人なら誰でも分かることですよね
けど、子供の心の中では辻褄が合うし
これが子供特有の自己中心性の世界観なんです

漠然とした罪悪感
大人になると自己中心性世界の感覚は
無意識の奥にしまい込まれると言われていますし
無意識層なので、自分でそこに辿り着くことはできません
だけど 時々、小さな子供の心が顔を覗かせ
私たちを突き動かし、行動や気持ちを駆り立てることもあるんです。。。
友人を誘って週末に遠出する予定が
当日雨に降られた時、あなたは心の奥で
「ごめんね、私がこの日に行こうって言わなければ良かったね。
雨が降るのは予想できたはずなのに」
咄嗟にそう思ったり
また別のある日は、友人との待ち合わせ場所を指定し
その待ち合わせに向かう途中で、友人が事故に遭ったら
「私がその時間と待ち合わせ場所を指定したせいだ」と感じ
その事故の責任が自分にあるかのように、罪悪感を感じるかもしれません
このように、どこか自分を責め、漠然とした罪悪感を抱き
それと同時に、自分次第で何かを(相手や状況を)
変えることができたはずだという(妄想に近い)勘違いを
自己中心性という子供が持つ感覚は、今でも私たちに
そんな錯覚を抱かせるんです
あなたは、どんな時に
自己中心性の世界観で世の中を見ていますか?
それでは またブログでお逢いしましょう♪
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