《集団に属してはいけない》を持つ人は集団の中に溶け込めず、孤立感や疎外感を感じます。
また、集団の中にいて居心地が悪いので、組織やグループに対して不平や不満を持ちやすい。
主な症状
- 集団の中にいると違和感を感じる
- 友人からのいじめ(裏切り)
- パーティーや飲み会の集まり等、集団の中で孤立感や疎外感を感じて溶け込めない
- 組織の中で所属感がなく、「ここは自分の居るべき場所ではない」「自分だけ浮いている」と感じる
- 団体行動が苦手
- 集団の中で、他の人たちと同じように考えたり、行動したりできない
- 組織に対して不平、不満を持ちやすい(なぜなら、集団内で居心地が良くないから)
- 一匹狼的な生き方をする
- あまり興味がないグループに加わろうとする
刷り込みの場面
幼少の頃にまとまりがなくバラバラな家族の中で育ったために、家族の中で「集団に所属する感覚」を獲得し損ねたことが原因で、《集団に属してはいけない》が刷り込まれる。
また、帰国子女や特別に良い家柄、特別に貧乏な家庭で育ったために
小学校や中学校の集団の中で「自分は他のみんなとはどこか違う」と感じ、《集団に属してはいけない》が刷り込まれることも多い。
グループや組織に加わることや、団体活動ができない親の姿をお手本にして、刷り込まれることもある。
- 子どもの頃に、家族と離れて育った
- 子どもの頃に、家族がバラバラだった
- 子どもの頃に海外や良い家柄、貧乏な家庭に育ったために、「自分は他のみんなとは違う」と感じながら育った
- 学校でいじめや仲間はずれを経験した
- 親が人の仲間や組織、団体などに加わらない人だった
- 親から「団体に入るな」「集団には関るとロクなことがない」と言われて育った