《愛着を感じてはいけない(愛情の温かさを感じてはいけない)》を持つ人は、幼少期に親(母親)との間に健全で安心を与えてくれる愛着(愛情)関係を築き損なった経験から大人になって、愛着を伴う人間関係を回避したり、愛着というものの存在に対して違和感や恐怖感を感じる。
また、目に見えない愛情の存在を否定する代わりに、お金や地位、立場、物等、目に見えるもの、手で触れられるもののみを執拗に追い求め、愛情の確認材料とする人もいる。
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主な症状
- 「人から見捨てられるのではないか」「自分の周りから人がいなくなってしまうのではないか」「最後は一人ぼっちになるのではないか」という非常に強い不安(恐怖)を感じる
- 人から見捨てられないための努力をしている(人に尽くす、言いたいことを言わない、気持ちを我慢するなど)
- 目をつむって顔を洗えない(怖い)
- 夜、電気を消して寝れない(怖い)
- 戸を閉めてトイレができない(怖い)
- 愛情のぬくもり、温かさを感じられない
- 赤ちゃんや小さい子どもを見ても可愛いと感じられない
- 他人が甘えているのを見ると嫌悪感がする
- 人から愛されているという感覚がない
- 相手の愛情を疑ってしまう
- 人を愛するのが恐い
- 「自分のことを愛してくれる人なんかいない」と思っている
- 「この世に愛情なんてものは存在しない」と思っている
- 嫉妬心、独占欲が強い
- 目に見えない愛情を信じない代わりに、電話やメールの回数、プレゼントの金額等、目に見えるものにだけ頼って愛情のありなしを判断し、そうしたものを執拗に追い求める
- 「あれをしてくれない。これをしてくれない。だから愛してくれていない」と執拗に訴える
- 「まだ欲しい。いつまでも欲しい」と求め続けて、それでいて決して満足しない(応じないとリストカットしたり、自殺をほのめかすことも・・・)
- 配偶者や恋人への暴力(男女とも)
刷り込みの場面
幼少期に親との間に健全で安心を与えてくれる愛着(愛情)関係を築き損なった経験から、《愛着を感じてはいけない》が刷り込まれる。
- 幼少期に、親から愛情を与えられなかった(与えられるときと、与えられないときがあった)
- 幼少期に、親に愛情を求めたら拒絶された
- 幼少期に、親から放置、無視をされた
- 幼少期に、親から虐待された
- 幼少期に、施設に入れられたり、親戚に預けられたりした(親と離された)
- 幼少期に、親が病気で十分に甘えられなかった(例えば、産後うつ等)
- 幼少期に、親が何らかの理由で精神的な安定を欠いていて、子どもの(感情的な)ニーズに十分対応できなかった