《見えてはいけない》を持つ人は、人よりできることも、人よりできないことも「見える(目立つ)」ことにつながるので学校や職場などでは常に平均的で人並みであろうと努力する。
存在感がなく、集団の中で居ても目立たないのが特徴である。
《見えてはいけない》の回復過程にある人や、反抗的決断の人は、よく見える(目立つ)。
主な症状
- 存在感を示したり、目立ったりするのが苦手、恐い
- 目立たないように周囲に同化していないといけないと感じる
- 周りのみんなと同じ、横並びでないといけないと感じる
- 自分が目立っていないかどうか、他の人がしていることが気になる
- (目立つので)好みの服を買えない。買っても着れない
- 自己主張ができない(メールの返事ができない、SNSに発信できないなど)
- 大きな声を出せない(「声が小さい」と人から言われる)
- 対人恐怖症
刷り込みの場面
子どもの頃、目立ったことで嫌な目や危険な目に遭ったことで《見えてはいけない》が刷り込まれる。
また、目立つ存在になろうとしない親の姿をお手本にして、子どもが真似をする場合もある。
- すぐに暴力を振るう、いつも大声で怒鳴る等、とても恐い親だったので、親に見つかって怒られないように、いつも隠れて目立たないようにしていた
- 人から見える存在だと叩かれるので、隠れるようにしていた(いじめなど)
- 親から「目立ってはいけない」「出る杭は打たれる」等と言われて育った
- 親が目立たない人だったので、それを見て「自分も目立たない方がいい」と思い込んだ
- 親が目立つ人だったので、それを見て「自分は目立たない方がいい」と思い込んだ