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もしもあなたが「私なんていない方が・・・」「どこかに消えてしまいたい」といったようなことを考えたり
自殺や他殺(自傷や他傷)を想像したり、実際に試みたことがあるならば
《存在してはいけない》を持っています(その程度は別として)
うつ病の経験者は《存在してはいけない》を必ず持っていると考えられています。
(他に《子供であってはいけない》《重要な存在であってはいけない》《怒りを感じてはいけない》《くつろいではいけない》なども併せ持つ)
「お前はいらない子だ」「あなたがお腹にいなければ、お母さんはお父さんなんかと結婚しなかったし、もっと幸せになれたのに・・・」のなどのように、メッセージが言語的に伝えられる場合と
「生まれてきた瞬間に自分の誕生を喜ばない両親の表情や態度を感じた」
「赤ん坊のときに手荒く抱っこされた」「食事のときに両親から怖い顔や嫌そうな顔をされた」「身体的な虐待を加えられた」のように、非言語的に伝えられる場合とがある。
また、「親の自殺」や「親の投げやりな生き方を見て育った」等がきっかけとなって
子どもの心に《存在してはいけない》が刷り込まれる場合もあるし
学校等でのいじめが原因となる場合もある。