【症例】人に言いたいことが言えない②-1

  • セラピー症例

 

自分の伝えたいこと、言いたいことが言えないという症状に困ってる方もけっこう多く

表現されることなく飲み込まれた言葉たちは
なんとなく不快なモヤモヤやストレスとして 心や身体を重たくさせていきます。

 

こんにちは♪ 心理カウンセラー・のりさん(谷口のりこ)です。

 

バリ好き、ヨガ好き、海好きの
アラフォーのりさんが、沖縄を拠点に

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コレが言えたらスッキリするのに。。。

そんなことを考えてる方も多いですよね。

 

【症例】人に言いたいことがいえない①-1では
言いたいことを言うと相手がイヤな思いしないか、迷惑をかけないかなど
相手のことばかりが気になり
言いたいことが言えなるケースをご紹介しました。

 

けどね、【人に言いたいことが言えない】っていう症状一つをとっても
その原因は様々で、いろんなパターンが存在します。

 

なので今日は、同じ症状だけど
水面下では微妙に違う。そんな症例をご紹介します。

 

愛理さん(仮名・35歳)は、自分の想いや意見を言おうとすると
決まって喉や口元にグッと力が入り、言えなくなっていました。


喉までは上がってくるんだけど
その先に出したらいけない。そんな気がして
いつも自分の言いたいことが言えなくなってたんです。

 

愛理さんの心の中では、どんなことが起こってたと思いますか?

 

 

愛理さん(仮名・35歳)が
自分の想いや意見を言おうとすると言えなくなってしまうその原因。

 

ワークの中で浮き彫りになったのはこちらです。

 

愛理さんに普段どんな風に、言いたいことを言えなくなっているか。
その状況を再現してもらうと

言いたいことを口にしようと喉元まで出かかったその時
喉や口元にグッと力が入っていたんです。

そしてそのまま言葉を飲み込み、言えなくなってしまう。。。

 

 

力が入ってる顎周りの感覚に意識を向け
じっくりとその感覚に寄り添うと、その感覚は『恐い』と訴えていました。

 

そして、ある記憶が脳裏に蘇ってきたんです。

 

愛理さんのお父さんは子供の頃から
愛理さんが何か言うと、いつも決まって

「それは違うんじゃない」とか

「お父さんはそうは思わないな」とか

「けど(でも)それってさ、~~」など

愛理さんの意見には取り合ってくれないことばかりでした。

 

その度に愛理さんは、なんだか自分自身を否定されたような気がして
恐いような、悲しいような気持ちになっていました。

 

ある時には「子供が口出すんじゃない!!黙ってなさい!!」って
ピシャッと怒られる時もありました。

 

いつしか愛理さんは、お父さんに対して


お父さんにはどうせ言っても無駄
なに言っても否定されるだけ

 

そう思うようになり、否定されるくらいなら言わない方が良いと
いつしか 自分の言いたいことを諦めるようになっていたんです。

 

その感覚を身体に宿したまま大人になってしまったので
自分の想いや意見を伝えようとすると

無意識では

「どうせ否定されるかもしれない」
「攻撃されたらどうしよう・・・」

というように思い、恐くなり言えずにいたんです。

これが愛理さんが人に言いたいことが言えなくなっていた原因でした。

 

ワークでは愛理さんの身体に残っていた恐怖心などの感覚を解放し

その空いたスペースには
「みんながみんな、お父さんのように否定したり攻撃するわけではない」という
【事実】を新たに取り入れました。

 

そんな愛理さんは今では
自分の想いや意見を自由に伝えられるようになり
伝えた時の心地よさも味わえるようになってきたらしいですよ♪


それでは またブログでお逢いしましょう♪

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