自分を責めることに使わなくていい

  • 心理コラム

心理業界では
「それは誰の問題ですか?」
「これは私の問題です」
「これはあなた自身(相手)の問題です」という言葉をよく使います。

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参加された方からはとても好評で
ご満足頂けた様子だったので、私としても嬉しい限りです♪


人見知りさんなら質問などせずに
「聞くだけでも大丈夫ですよ」とお伝えしたことが、参加する勇気を後押ししたようで
ちょっとしたことでも「伝えておく」って大事だなと思いました。


2月の質問会もまだお席に空きがあるので、興味のある方はぜひお越しください。
先月参加された方でも、毎度毎度参加されてもOKですからね♪


常連さんも、お久しぶりの方も、初めましての方も
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前回ご参加の方の感想も参考にしてください。
【感想】自分と重なる部分があり、答えを聞けて良かった


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韓国へ行ってきました♪
着いてすぐ、韓国式焼肉♪
ハサミで切る豪快スタイルが韓国っぽい


自分を責めることに使わないでいい


今日の内容は、先日Facebookで投稿したものに加筆修正しお届けしています。



心理業界ではよく
「それは誰の問題ですか?」
「これは私の問題です」
「これはあなた自身(相手)の問題です」という言葉を使います。

(海外ドラマでも自分の問題というセリフが使われたりするので、日本で馴染みが薄いだけかもですね)

 

被害者意識が強く、人のせいにするクセのある方や(かつての私はこれでした)

優しくて面倒見が良く、お世話好き
人の問題まで抱え、自分が犠牲になりやすい方などには

「問題の所有者は誰か」を意識してもらうことが
悩みの根本解決へのステップとなり役立つんです。

 

けどね、この「誰の問題」っていう『問題』という言葉に過剰に反応する方もいるんです。

韓国も旧正月
元旦だから街に人がいなかった
韓国在住の友人がローカルな旅プランを企画してくれました♪
ローカル食堂でランチ
スンデという、腸詰めの春雨をトッポッキのタレに漬けるとめっちゃ美味しい。
スンデのモチモチ感が好き❤
韓国のトンカツ
私のはトマトクリームソース
チーズカツ、クリームカツ
洋風カツが韓国なんだそう



過剰に反応するとは
「それはあなたの問題です」と言われると


責められてる気がする
自分が悪いの?
私のせい?

このように自責に転換されたり、自分へのダメ出しに使われてしまうことを意味しています。


これは、屁理屈に聞こえるかもしれないけど・・・


『問題』という言葉は
『誰が悪いのか』という犯人探しをすることに使う言葉ではないんですよね。


問題とは現状から目標に向けて障害となるものであり
解答・解決がゴールにあると好ましいもの。

 

テストやクイズって問題がいっぱいで、そこには解答してくものでしょ?


ぢゃぁ、テスト(問題集)をいっぱい持ってるからといって
その人が悪いとか、問題集持ってる人のせいってなんか違うよね・・・

 

自分の問題なのに人のせいにして、相手を非難してても何も解決はしないんです。
なぜならば自分の問題は、自分が責任を持ったり、自分が変わることで解決へと導けるものだから。


そして 相手の問題なのにあたかも自分のことのような気がして、一生懸命取り組んでても、それも解決はしないんです。
なぜならば相手の問題を、あなたが背負い取り組んだとしても、相手が変わることはないからです。
(それは頑張る方向が間違えてるので、その場合はあなた自身の頑張る方向を正しく修正する必要があります)


街中のコインランドリー
ディスプレイがいちいちオシャレ♪



心理的な『問題』という言葉に過剰に反応してしまうのは

・漠然とだけども罪悪感を抱えている
・「あなたのせいで…」と責められることが多かった
・いつも否定ばかりされていた(いつも認めてもらえない)
・しょっちゅう怒られてばかりいた

このような方に多いので
それらに関係する問題を解決すると
なんでも自責に転換されるパターンからは解放できるんです。

 

あとね、これも似ような感じなんですが
うちのお母さんがよくやるパターンからお伝えしますね。


私はよく「~~に原因がある」というニュアンスを
「~~のせい」という言葉表現として使うことがあります。
(このようなニュアンスで使ってる方、多くないですか?)


けどね、お母さんに「それってお母さんのせいだよね」って言うと決まって
「じゃぁお母さんが悪いわけ!!」と言い、怒り始めるんですよね。

 

お母さんにとっては
「~~のせい」=「~~が悪い」という思い込みがあるので
自分が悪いって責められていると、瞬時に脳内変換されちゃうんです。

 

「いや。お母さんが悪いって言ってるんじゃなくて・・・」と伝えるのですが
そのようなやり取りが始めると、どんどん論点がズレていくんですよね。

 

で、その結果 何が言いたかったんだっけ?とか
何が問題だったっけ?なに話してたっけ?ってなってしまう。

そして、解決からは遠のくっていうパターンないですか?


こういったやり取りは、心理ゲームと関係が深く
親子間のケンカや夫婦間のケンカの場面で多々見られるので
自分がこのゲームに気づいたら、その時にスッとゲームから抜けるのが重要です。

 

これね、
「~~のせい」とか「~~に責任がある」という言葉を

「~~が悪い」というニュアンスを含んだ、間違った使い方をしてる人が多いので
それがあたかも正しい使い方だと間違って学習してしまってるんですよね。

ニュースでも伝えてますよね。「責任を取って私が辞任します」とかって。
あれって私、いつも「責任の取り方、間違ってるでしょ?」って感じます。

 

「~~のせい」=「~~が悪い」という間違った学習って
それはまるで『怒りの感情』を間違った使い方してるのと同じなんですよね。

この辺りのことは【感情の正しい知識とコントロール法】
・『怒り』という感情の役割
・怒りを相手に伝えることと、怒りを感じ表現することは別
でも詳しくお伝えしてるので、参考にしてください。

 

正しくは「~~が原因」=「~~のせい」というニュアンスで使うことはある。
そして「~~のせい」≠「~~が悪い」(イコールではない)なんです。


そのことを脳内でも正しく理解し修正できると
それだけで「無駄な自分責め」というストレスからは解放されるのでオススメですよ。

 

買い出しをしてヴィラにチェックイン
テラスではBBQができるんです
私たちの寝室はロフトのツインルーム
1階にもベットルームがありました



ちなみに、私の知人が先日 似たような内容のことを伝えるのに
「うんこしたくなるのは、うんこのせいであって、うんこが悪いわけではないのと同じ」って言ってて
めっちゃ上手い例えだなぁって感じました。



なんでもかんでも、人のせいにして他責に傾く人と
なんでもかんでも、自分のせいにして自責に傾く人とでは
表面に現われたものが真逆になっているだけで、両者の根本原因は同じです。

 

なのでどちらも、セラピーでは同様の心理的アプローチで改善できます。
(ただ、他責に傾いてる方の場合は手順が少し増えるので、アプローチに要する時間や回数が変わります)

  • 自分が責められてるような気がする
  • 自分が悪い気がする
  • 自分に非がある(と言われてる)ような気がする


このような自分責め(自分へのダメ出しも含む)をすること自体
私たちが想像してる以上の労力が費やされているってお気づきですか?

友人の旦那さん(韓国人)が
アワビも焼いてくれました。
アワビがめっちゃ安いので、その日は刺身に焼きにとアワビいっぱい食べれましたよ
(このパックで約3千円)
焼き担当は旦那さん
韓国人男性はとにかく女性に優しい!!
「寒いからみんなは中でゆっくりしてて」と至れり尽くせり
テラスで焼いて、中で食べる
忘れちゃいけないのが韓国ラーメン



自分責めを止めるだけでも
そこに投入してたエネルギーを『自分らしく生きること』に活用することができるので、望む未来を叶えやすくなるんです。

 

けどね、自分責めって『意識したり、心がけだけでは止められないもの』なんです。


意志の力だけで変えられないことに対して
これ以上、自分の力だけで頑張り続けることは
上手くいかなかったときに、また更に自責に陥るという強化行動をしてるだけのようなもの。
(これでは自己肯定感も下がりまくりですよね)


プロの手を借りながら、心理セラピ−で改善することが
急がば回れで、結果的に近道になる。


そのようなクライアントさんを
何百名と見てきたので、ここは断言できますよ。

今回の旅の総メンバー
最終日のランチは
韓国の伝統料理を一度で食べられるもの
あっという間に旅の終わり
別れ際は名残惜しいもの・・・