すぐ諦めちゃう人は【努力できない人】だからじゃないんです

  • 心理コラム



ちょっとやってみて、上手くいかないとすぐに諦めてしまう。
そんなクセ、ありますか?

 

こんにちは♪ 心理カウンセラー・のりさん(谷口のりこ)です。

 

バリ好き、ヨガ好き、海好きの
アラフォーのりさんが、沖縄を拠点に

不自由な生きづらさを手放し
『心の土台を整え、生き方を再構築する』

根本ケアをオンラインでやってます♪

 

◆ 初めましての方へ
私がどん底人生から脱却した方法はこちらです♪

 

。.゚+:✿。.゚+:✿。.゚+:✿。.゚

◆ 『自分で解決する力』を育てる基礎レッスン
どうやって悩みと向き合うと良いのか?【基本】のレッスンです

 

◆ 頑張ってもうまくいかない、不器用な生き方を手放す方法
自分らしく自然体で生きたいアラフォー世代へ♪

詳細はこちらから

。.゚+:✿。.゚+:✿。.゚+:✿。.゚

ちょっとやってみて、上手くいかなかったからすぐに諦めてしまう。

そんな諦め癖がついてる人っていますよね。


それってね【努力できない人】でも
【頑張りが足りない人】【根性がない人】

そんな性格だからじゃないんです。



みなさんは【慢性的無力感】って言葉を聞いたことがありますか?
【学習性無力感】ともいうのですが。


「どうせ なにをしてもムダ」
「私には 何もできる力がない」
という感覚があるために、過酷な状況から抜け出そうとしない、または抜け出せないと思ってる。
などの無力感のことを意味するのですが


少しの努力で回避できたり
達成できる事柄に対しても、自ら動こうとしなかったり

ちょっとやっても、望んだ結果が得られないと
すぐに諦めてしまうなどにも関係しています。



ウィキペディアでは

学習性無力感とは、長期にわたってストレスの回避困難な環境に置かれた人や動物は、その状況から逃れようとする努力すら行わなくなるという現象である。
他の訳語に学習性絶望感獲得された無力感学習性無気力がある。

なぜ罰されるのか分からない(つまり非随伴的な)刺激が与えられる環境によって、「何をやっても無駄だ」という認知を形成した場合に、学習に基づく無力感が生じ、それはうつ病に類似した症状を呈する

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AD%A6%E7%BF%92%E6%80%A7%E7%84%A1%E5%8A%9B%E6%84%9F

このように書かれています。


もう少し簡単な例えをお伝えしますね。


サーカスなどにいる、大人の像は
ちっぽけな杭に鎖で足を繋ぐだけで逃げ出したりはしないんです。

大木も根こそぎ引っこ抜くほどの力を持っている像なのに
小さな杭に抵抗せず、おとなしく繋がれたままになってしまうのは
まだ小さな頃から杭に繋ぎ、押したり、引いたり、逃げようと必死に抵抗しても
努力の甲斐なく逃げることはできない。


次の日も、次の日も、何度頑張っても杭から解き放たれることはない。
その経験の中で像は『杭から逃げ出すことはできないんだ』と学び
自分の無力さを受け容れることとなるのです。


子供の頃に学んだ『杭から逃げ出すことはできない』という思い込みが
大人になっても「どうせ逃げられるわけがない」という無力感へ導き

例えちっぽけな杭に繋がれていたとしても
「これなら自分にもできるかも」と挑戦させることもなく、始めから諦めてしまうのです。


これが典型的な慢性的無力感・学習性無力感です。



慢性的無力感を抱えていると
頑張ったり、努力することが苦手となり
「どうせ私にはできない」って、すぐに諦めてしまうんです。


その原因が実は、心や脳が受けた傷に起因しているので
心理セラピーで改善可能だということが近年分かってきたんです。



学習性無力感と呼ばれるだけあって
「どうせ私にはできない」っていう感覚は、元々持って産まれたものではなく
成長する中で学習し、身につけた感覚なんですよね。

だって赤ちゃんが、寝返りを打ったり、ハイハイしたり、歩くようになったりしていくのに
始めから「自分にはできない」って思ってる子はいなくて
どの赤ちゃんも、できるまで一生懸命(自分のペースで)何度も何度も挑戦して頑張っていますよね。



私たち人間がどのようにして慢性的無力感・学習性無力感を身につけるかは
幼少期の親子関係にあるんです。


子供の頃の私たちは親に対して
かまって欲しい。甘えさせて欲しい。抱っこして欲しい。
見てて欲しい。一緒にいて欲しい。認めて欲しい。

などの欲求を当たり前のように持ち合わせています。



けどね、それらの欲求が何らかの理由で叶わない。満たされない。
そういったことが続いたり、度々起こると

【求めても叶わない】
【どうせムダなんだ】
【どうせダメかもしれない】

という感覚が刷り込まれていくんです。



その感覚が根底にあるので、大人になっても
自分から求めることはせず、どこか受け身な人になったり
(求めないけど、くれるなら受け取りますというスタンスなど)

できる可能性があることにも、最初から行動に起こさなかったり

ちょっとやっただけで上手くいかないと、すぐに諦めてしまう。

そういった人になってしまうのです。



これは、根性がないから、努力や頑張りが足りないからというのではなく
心や脳が傷ついた炎症に原因があるので、その結果にしか過ぎないってこと。



つまりは、セラピーによって
心が癒され、脳の炎症も落ち着いてくると
諦め癖は改善されるので、少しづつ努力ができる人になっていくんですよね。



私も以前は「どうせ私には無理・・・」と、すぐに諦めてしまう人でした。

コロナ前は定期的に行ってたバリ島旅行だって
昔は【行きたいけど、どうせ私には無理】って思って、始めから諦めてたし

新婚旅行で行けた後も
【また行きたいけど、コツコツお金貯めるなんて、そんなの気が遠くなるから無理】って思っていました。


けど、それでも諦めずに挑戦したんですよね。
お陰様で年2回は気軽に行っていました。



旅行だけじゃないんです。

  • 心理セラピストで独立する
  • 素敵なパートナーと出会い、幸せな結婚生活を送る
  • 人と自然に繋がる。安心して自然体で関われる私になる
  • お金の不安や問題を解消する
  • 自分らしく人生を満喫する
  • 家族にも循環させる私になる

このような夢や願いを、諦めずに頑張ってこれたのは
私がど根性を出したからではなくて

心理セラピーを受ける中で自然に
慢性的無力感を改善してたからなんです。


心理セラピーの可能性や効果を実感し
こんな私でも変われたからこそ
「諦めなくても大丈夫なんだよ」と自信を持ってお伝えできます♪


それでは またブログでお逢いしましょう♪

▶ インスタでは心の仕組みのお役立ち情報を投稿中
インスタへはこちらから