- 心理コラム
- 2020-2-1
心理業界では
「それは誰の問題ですか?」
「これは私の問題です」
「これはあなた自身(相手)の問題です」
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前回ご参加の方の感想も参考にしてください。
【感想】自分と重なる部分があり、答えを聞けて良かった
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自分を責めることに使わないでいい
今日の内容は、
心理業界ではよく
「それは誰の問題ですか?」
「これは私の問題です」
「これはあなた自身(相手)の問題です」
(海外ドラマでも自分の問題というセリフが使われたりするので、
被害者意識が強く、人のせいにするクセのある方や(
優しくて面倒見が良く、お世話好き
人の問題まで抱え、自分が犠牲になりやすい方などには
「問題の所有者は誰か」を意識してもらうことが
悩みの根本解決へのステップとなり役立つんです。
けどね、この「誰の問題」っていう『問題』
過剰に反応するとは
「それはあなたの問題です」と言われると
責められてる気がする
自分が悪いの?
私のせい?
このように自責に転換されたり、
これは、屁理屈に聞こえるかもしれないけど・・・
『問題』という言葉は
『誰が悪いのか』
問題とは現状から目標に向けて障害となるものであり
解答・解決がゴールにあると好ましいもの。
テストやクイズって問題がいっぱいで、
ぢゃぁ、テスト(問題集)をいっぱい持ってるからといって
その人が悪いとか、問題集持ってる人のせいってなんか違うよね・
自分の問題なのに人のせいにして、
なぜならば自分の問題は、自分が責任を持ったり、
そして 相手の問題なのにあたかも自分のことのような気がして、
なぜならば相手の問題を、あなたが背負い取り組んだとしても、
(それは頑張る方向が間違えてるので、
心理的な『問題』という言葉に過剰に反応してしまうのは
・漠然とだけども罪悪感を抱えている
・「あなたのせいで…」と責められることが多かった
・いつも否定ばかりされていた(いつも認めてもらえない)
・しょっちゅう怒られてばかりいた
このような方に多いので
それらに関係する問題を解決すると
なんでも自責に転換されるパターンからは解放できるんです。
あとね、これも似ような感じなんですが
うちのお母さんがよくやるパターンからお伝えしますね。
私はよく「~~に原因がある」というニュアンスを
「~~のせい」という言葉表現として使うことがあります。
(このようなニュアンスで使ってる方、多くないですか?)
けどね、お母さんに「それってお母さんのせいだよね」
「じゃぁお母さんが悪いわけ!!」と言い、
お母さんにとっては
「~~のせい」=「~~が悪い」という思い込みがあるので
自分が悪いって責められていると、瞬時に脳内変換されちゃうんです。
「いや。お母さんが悪いって言ってるんじゃなくて・・・」
そのようなやり取りが始めると、
で、その結果 何が言いたかったんだっけ?とか
何が問題だったっけ?なに話してたっけ?ってなってしまう。
そして、解決からは遠のくっていうパターンないですか?
こういったやり取りは、心理ゲームと関係が深く
親子間のケンカや夫婦間のケンカの場面で多々見られるので
自分がこのゲームに気づいたら、
これね、
「~~のせい」とか「~~に責任がある」という言葉を
「~~が悪い」というニュアンスを含んだ、
それがあたかも正しい使い方だと間違って学習してしまってるんで
ニュースでも伝えてますよね。「責任を取って私が辞任します」
あれって私、いつも「責任の取り方、間違ってるでしょ?」
「~~のせい」=「~~が悪い」という間違った学習って
それはまるで『怒りの感情』
この辺りのことは【感情の正しい知識とコントロール法】の
・『怒り』という感情の役割
・怒りを相手に伝えることと、怒りを感じ表現することは別
でも詳しくお伝えしてるので、参考にしてください。
正しくは「~~が原因」=「~~のせい」
そして「~~のせい」≠「~~が悪い」(イコールではない)
そのことを脳内でも正しく理解し修正できると
それだけで「無駄な自分責め」
ちなみに、私の知人が先日 似たような内容のことを伝えるのに
「うんこしたくなるのは、うんこのせいであって、
めっちゃ上手い例えだなぁって感じました。
なんでもかんでも、人のせいにして他責に傾く人と
なんでもかんでも、自分のせいにして自責に傾く人とでは
表面に現われたものが真逆になっているだけで、
なのでどちらも、
(ただ、他責に傾いてる方の場合は手順が少し増えるので、
- 自分が責められてるような気がする
- 自分が悪い気がする
- 自分に非がある(と言われてる)ような気がする
このような自分責め(自分へのダメ出しも含む)をすること自体
私たちが想像してる以上の労力が費やされているってお気づきです
自分責めを止めるだけでも
そこに投入してたエネルギーを『自分らしく生きること』
けどね、自分責めって『意識したり、
意志の力だけで変えられないことに対して
これ以上、自分の力だけで頑張り続けることは
上手くいかなかったときに、
(これでは自己肯定感も下がりまくりですよね)
プロの手を借りながら、心理セラピ−で改善することが
急がば回れで、結果的に近道になる。
そのようなクライアントさんを
何百名と見てきたので、ここは断言できますよ。
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