- 悩みや行き詰まりの原因
- 2015-9-2
人が感じるどんな感情にも、その役割ってあるんです。
今日は『悲しみ』という感情の役割について、少しだけお話しますね。
『悲しみ』がなぜあるのかとゆーと
自分にとって大切な存在を失ったときなど、体験したつらい出来事を乗り越えるために必要だからなんです。
つまりね、なにかを失ったときに
そこでいっぱい泣いたり、悲しんだりが出来ないと
心がそこに留まり続けてしまい、未来に向けなくなっちゃうんです。
過去に生きる人となって、いつまでも終わらせることが出来なくて、捉われ続けることになったり・・・
だから悲しみって喪失体験と関わりがあるんですよね。
喪失体験ってわけだから、何かを失ったときの悲しみってわかり易いと思うんだけど
『得られるはずのものが得られないとき』や
『期待していたものが得られないとき』も、悲しみって感じたりするんです。
愛して欲しいけども、充分な愛情が得られてないと感じたときとか
本当は○○して欲しかったけど、してもらえなかったとか。
そんな現実を受け止めて、自然と悲しみの涙が流れたりするんです。
けどねそれが自分にとって、あまりにもツラくて、痛くて、苦しいとき
悲しみを感じることすら出来なくなっちゃうんですよね。
すると心は、『怒り』という感情を使って悲しみを隠してしまうこともあるんです。
「なんで○○してくれないのよーーー!!(怒)」みたいな感じでね。
でもこの時の怒りってニセモノの感情なので、いくら発散させてもなくならないし、スッキリはしないんよね。
逆にイライラがずーーーっと続く事だって。
また人によっては
「もぅいいよ・・・どうせしてくれないし」って諦めた方のがマシってなったり
「別に何も感じない」ってことにもなるかもしれません。
だからね、もしも自分が『何か』に対して
ずっとイライラしていたり、諦めモードになってたり、何も感じないってことが続いてるようなら
ほんの少しだけでも良いので、自分の中のデリケートな部分にそっと触れる許可を出して
ただただそこに在る、本当の気持ちを味わってみてください。
本当の気持ちは、味わえば味わった分だけ消化されていきますし
心も身体も軽くなるのが実感できます。
もしも一人では難しいのであれば、セラピーでそのお手伝いもできますょ。
それでは、また。。。
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