- 悩みや行き詰まりの原因
- 2019-6-25
- こんなに丁寧に優しく、自分の気持ちを扱ったことはなかった
- 絶対に忘れられないと思ってた彼のことが、自分でもビックリするくらい思い出さなくなりました
- 「変わったね」って言われるようになったし、自分でも色んなとこが前と違うなぁって思います
クライアントさんからは、このようなお声も頂いています。
あなたがお友達を誘って、断られたとき
もしくは、予定してた友達との約束をキャンセルされたとき
相手からその理由を説明されなかったら、自分の中で起こる反応はどれですか?
1)私、嫌われたのかな? なにか怒らせたり、嫌がることしちゃってたのかな?
2)なんか都合悪くなっちゃったのかな? 気分が乗らないだけかな?
大きく分けると、こんな感じで自分に原因があって断られたと感じるか
相手に原因があって断られたと感じるかだと思います。
以前の私は、人に誘いを断られると①番の反応をして
私嫌われたのかな?とか、嫌がることしちゃったかな?と思い、ヤキモキしていました・・・
(その理由はきっと、この記事のことも関係してたと思います。)
自分がそんなんだから、私が断るときはちゃんと理由も添えたりしてたんですよね。
「その日は別の予定が入っているから・・・」とか
「○○だからできないんだけど、ごめんね」とかって伝えて、相手が気分を害さないようにしてました。
けどね、その辺にも変化が出てきたんです。
私の変化をお伝えする前に。。。
自分が嫌われたのかな?とか
避けられてるのかな?って思ってしまう時って、自分のトラウマやビリーフが反応しているときなんです。
(普段はそう思わないけど、ストレスかかってるときはそう思っちゃうなんかも同じです)
ビリーフが反応しているのと類似なんですが
自己世界の引きこもりさんも、自分の想像の世界に留まり
あたかもそれが真実かのように捉え、現実とコンタクトしていないと
【私は嫌われている】というストーリーに則って全てを見るので、①のような反応をします。
だから、その辺りを変えていくと
誘いを断られたからって『不必要に傷つく・無駄に落ち込む』ことは減っていくので、自分がラクになっていきますよ。
人からの誘いを断るとき、その理由を添える人と、添えない人っていますよね。
理由が添えられてると「あっ、なんだ。私が嫌われてたからじゃないんだ」ってホッとするけど
添えられてないと、どんどん悪い方にばかり想像しちゃう。
そして、悲しくなったり、落ち込んだり、不安になっていく。
私ね、自分が変わっていく過程で気づいたことがあって
悪い方に想像ばかりして凹んでいた私だったけど「それって本当に本当かな?」って、自分の想像を疑うようになっていったんです。
だから相手に確認するようになっていったんです。
前はそれすらも恐くて聞けなかったんだよね。
自分が一番聞きたくない答えが返ってきたらどうしよう・・・とか想像したりなんかもしてたからね。
けっこう、これやってる人多くないですか?
自分の中で「きっと相手は○○だと思ってるんだはず」というシナリオを用意してて
勝手に相手のことまで決めつけて、思い込んじゃう。
(それこそが思い込みで、ビリーフなんですよね)
事実確認したら、案外アッサリ「自分の勘違いだった」で終わることもあるのに
確認するのが恐くてできないし
確認しても、ビリーフが強固なとき
そこから更にこじらせてしまって、「そんなふうに言ってくれてるけど、本当はきっと、、、」って疑って、相手の言葉を信じなかったりね。
うん。うん。
私もそんなことばかりやらかして、こじらせまくってました。
自分が変わり始めていったとき
私は相手に確認できるようになっていったんです。
そして相手の返答を素直に受け取るようになりました。
なぁ~んだ!!私の考えすぎだったんだね!
って安心できることが増えていって
その積み重ねのお陰で、今では誘いを断られたり
やっぱりキャンセル!って言われても、動じなくなりました。
たとえそこに理由が添えられてなくても
うん。うん。
○○ちゃんは基本、理由を言わない人だし
たまたま気分が乗らないだけかもねぇ~
なんて、気楽に受け止められるようになっていきました。
でね、最近気がついたことなんですが
私自身が変わったことがもう一つあって。
以前の私は、自分が①のような反応をしてたから
自分が断るときには、相手に同じような不安を与えたくなくて理由をちゃんと伝えていたんです。
けどね、今の私は自分が断るとき【そこに理由を添えなくなっている】んですよね。
(いつもではなく、理由を伝えるときもありますが)
これ。
なんで、こんな風に変わってきたかと言うと
『自分が①の反応をしなくなったから』ではないんです!
以前の私は『みんなに自分のことを分かってもらいたい!!』という気持ちも強く
そこには、寸分の狂いもなく私のことを理解してもらいたい。誤解されたくない。
そんな思いも合わさっていたんです。
だから私が断る理由すらも、間違ったこと(誤解)を思われたくないと心のどこかで感じてたんです。
けど今は、みんなに分かってもらいたいという思いは薄れ
私のことをちゃんと理解して分かってくれる人はいるから大丈夫。(親友や旦那さんのこと)
分かってくれる人は、多くを語らずとも分かってくれる。
だからみんなに分かってもらえなくても大丈夫。
そんなふうに今は感じているんです。
そして1番の原因は【私自身が、他人の感情のお世話をしなくなったこと】にあるんです。
自分が断ることで、相手がイヤな思いをしないように理由を添えていた。
つまりそれは、他人の感情の面倒をみてるともいえる行為なんです。
(それが良いとか、悪いとかでなくね。)
これ、相手が不快にならないようにって考えて理由を伝えるって
伝え方とか、言葉選びとか厳選しなきゃいけないので、意外に労力取られてたんですよね。(今になって分かりました。)
相手が傷つかないための嘘の理由を考えるとかでなくて
相手の思考パターンを考慮した上で、誤解のないように伝えるってけっこう大変で。。。
○○と言ったら、△△と捉えられるかもしれないから
だったらこっちの言い回しの方が良いかなぁ?
それとも、あの言葉の方が良いかなぁ?って。
相手が受け取りやすい言葉や、伝わりやすい言葉で伝えるってすごく大事なことなんだけど
いつでもかんでも、それを気にして他人の面倒みてってやってると、私自身が疲弊していってたんですよね。(知らず知らずなんだけど)
セラピーを受けて変わっていった私は
必要以上に他人の面倒をみなくなってきたので、その影響で
【お断りするときも、理由を添えなくなってる自分】がいることにも気づいたんです。
さらに、そこには、どうしても気になるなら、自分から聞いてくるよねって思ってて
聞かれたら答えるけど、聞かれてもないのに言い訳がましくいちいち言わなくてもいっか♪
って思ってます(笑)
それらが私の変化です。
かつての私のように、友達(好きな人)から断られたとき
必要以上に落ち込んだり、傷ついてしまったり
もしくは断られるのが恐いから、そもそも誘えないってなっている方がいて
そのせいで、人との関わりが希薄になって寂しい思いを感じているのなら
それは変えていくことができますょ。
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