不安が強い人 特徴と原因と改善法2

  • 悩みや行き詰まりの原因

不安が強い
心配性
緊張しやすい

こんな悩みをご相談されることも多いので
前回は、他にも現れてる主な症状や特徴をお伝えしました

 

まだ読んでない方はこちらからどうぞ
◆ 不安が強い人 特徴と原因と改善法1

 

今日は原因と改善法をお伝えしますね

 

 

こんにちは♪ 心理カウンセラー・のりさん(谷口のりこ)です。

 

バリ好き、ヨガ好き、海好きの
アラフォーのりさんが、沖縄を拠点に

不自由な生きづらさを手放し
『心の土台を整え、生き方を再構築する』

根本ケアをオンラインでやってます♪

 

◆ 初めましての方へ
私がどん底人生から脱却した方法はこちらです♪

 

   

不安が強くなる原因は1つではありません

多くの人は複数の原因が絡んでいるし
その事に自分では無自覚なことも多いんです

   

過去の「恐れ」の抑圧

不安や心配、緊張などは
全て、その本質的な感情は
『恐れの感情エネルギー』なんです

 

私たちは子供から大人になる成長過程で
様々な恐い出来事や
ショックな出来事に遭遇してきましたが

その時、余りにも恐い体験だった場合
その恐怖感は想像以上に強いものなんです

 

だからこそ、そんな強い感情を
自分一人で受け止めることができないので
ギュッと固めてしまうんです
(それを「恐れの抑圧」といいます)

 

固められた感情はそのまま身体に保存され
刺激されるとザワザワと疼き始めます

それが、不安で落ち着きがなくなった時の症状だったりします

 

恐れを抑圧してる人は

・何度もその出来事を思い出す
・フラッシュバック
・悪夢を見る
・その出来事について、考えたり話すのを避ける
・イライラ、ピリピリしやすい
・眠れなくなる、寝てもすぐに目が覚める
・甘いものや、辛いもの、お酒などが欲しくなる
・過去の記憶があまりない

⬆️このような、症状にも現れてる方もいます

 

    

トラウマケアが必須

恐れの抑圧が起こってるというのは
本人に自覚がなくても
その出来事自体が『トラウマ体験』になってるんです

 

なので、恐れの抑圧を解放するには
トラウマケアが必要で
それには専門家のサポートが必要です

 

自分でなんとかしようと試みたり
充分なトラウマスキルのないカウンセラーによって
逆に悪化してるクライアントさんも数多く見てきました

 

そんな二次被害を起こさないためにも
丁寧に、慎重にケアしてくださいね

こちらの記事も参考にどうぞ
カウンセリング受けるなら絶対知ってて

   

     

安心感の貯金不足

私たちは不安を感じた時に
蓄えてた『安心感』を使って
自分を落ち着かせようと誘導します

 

なので、そもそも安心感の貯金が無い(少ない)と
自分を落ち着かせることができないので
不安ばかりが暴走しちゃうんです

 

さらには、その時も不安(恐れを感じてる)にも関わらず
何とかしようとして
その場凌ぎの対処法をしたり

考えないようにしたり
我慢したりすると

恐れの感情のケアができていないので
感情エネルギーは消化されることなく
身体に保存されてしまいます

 

そういうことが何度も繰り返される度に
不安はどんどん大きくなるし
不安なことが増えていき
悪循環のスパイラルになってしまいます

 

なので日頃から、安心感の貯金を増やすことは
レッスン生さんにも意識してもらっていますし

私自身もトラウマが多く
不安が強かったので
一時期は『安心感の貯金・強化年間』と決めて
徹底的に貯金に励んでいましたよ

   

     

心のブレーキや思い込みがある

不安を誘発するような
心のブレーキや思い込み(ビリーフ)も幾つかあります

 

・どうせ私がいくはずがない
・失敗すると取り返しがつかない
・世の中には危険がいっぱいで、安心できない
・人は信用できない(批判や攻撃してくるもの)
・私はすぐに不安になる人(セルフイメージ)
・最悪なことを想像していたら、そこまでのことは起こらないから大丈夫

⬆️これらは、今まで実際に心理セラピーで
出てきた、不安の原因になってた思い込みの一部です

 

どうせ私が上手くいくはずがないと
漠然とでもどこか思っていると
何かをしようとする時

「上手くできるかな?」
「もし上手くできなかったら、どうしよう」
そんな考えが頭をよぎり、不安になるのも当然だと思いませんか?

 

私はすぐに不安になる人なんだという
セルフイメージを持っていると

不安を感じてない状態の自分にどこか違和感を感じ
自ら不安材料を探しに行ってしまうことだってあるし

安定した穏やかな状態が続くと
「こんなに穏やかなのはおかしい」
「次にきっと大きな不安がやってくるに違いない」
そんな風に感じて、不安の引き金にもなるし

 

わざわざ、大袈裟に不安を煽ることで
実際にそこまでのことは起こらず
ホッと胸を撫で下ろす

安堵感を得るために
『感情ジェットコースター』に乗る必要があるんだけど

当本人は安堵感より
不安の方にフォーカスが向いてしまってるなんてことも。。。

 

改善するためには不安の引き金になってる
心のブレーキや思い込みを
根本から書き換える必要があるので

そのためにも、自分が無意識に
どんなものを抱えてるのか?意識してみると良いですよ

    

     

怒りの『感情エネルギー』が使えない

怒りという感情は
自分自身や大切なものを守るために必要な感情で

問題と向き合い、乗り越えるために
前に進んでいくエネルギーでもあるんです

 

ですが、多くの人が怒りという感情に対して
人を傷つけたり、攻撃するもの
ぶつけるもの、怒鳴ったり、恐いもの
誤解して学んでしまっているんです

 

それらは、幼少期に周りの大人たちが
間違った怒りの使い方をしてるのを見て学んでいますし

その時、同時に
「怒るのは良くないこと」
「だったら私は怒るのを止めよう」
そう思い、決断してしまったのです

 

そのために怒りが使えなくなった人は
『問題解決』という自分を守る手段を無くしてしまうので
別のやり方で、自分を守る必要が出てきます

その時の守り方が
恐れや不安を感じ、問題から退くという方法です
(これを闘争・逃走反応や、戦うか逃げるか反応とも言います)

 

正しい怒りの感情エネルギーを使えない人の多くが
何か問題が生じると
「恐がることで、問題から遠ざかる」ので
恐がりさん、不安が強い人になってしまいますし

 

他にも
・嫌なことを嫌と言えない(断れずに、引き受けちゃう)
・イヤなことをされてもその時は何も感じないが
 あとからじわじわとイライラしてくる
・自分に怒りが向く(自分責めや、自己嫌悪)
・自分が悪いんじゃないかと罪悪感を感じやすい
・よくモヤモヤする
・怒ると涙が出てくる
・イライラしやすい
 (ちょっとしたことで怒るし、そんな自分が嫌になる)

このような症状を感じてる方も多くいます

 

正しく怒りの感情エネルギーを使うためには

まずは怒りについて
正しい知識を身につけること

 

そして
「怒りを感じて良いし、表現しても良い」と
自分に許可を出すこと

この時の、怒りを表現するというのは
必ずしも人に直接伝えたりすることではありません
(誤解しないでくださいね)

 

そこから、日常生活でも
正しい怒りの感情エネルギーを使う
練習を積み重ねること

 

この3つの取り組みが必要です

 

怒りの正しい知識は
こちらの記事でもまとめてあります
感情の【正しい知識とコントロール法】

 

以上が、不安が強くなる主な原因と改善法でした

 

不安だけでないのですが
感情や心というのは、理屈や合理性など
頭では分かってることが通用しない部分が多々あります

「不安がる必要なんて何もない」
「大丈夫だから」なんて
そんな言葉を自分に言い聞かせても

心は全然納得なんてしてくれないんですよね

 

さらに不安や心配というのは
回数を重ねるごとに
歳を重ねるごとに
どんどん増幅するのも特徴で

その限界が訪れたとき
パニック発作として現れることだってあります

 

だからこそ、早い段階で
正しいケアをして不安を改善してあげることが大切です

 

不安に注がれていた膨大なエネルギーを
なりたい自分になるために
幸せな人生を過ごすために
充実した日々を送るために使えるようになったとしたら

それって物凄い力が潜在的にあると思いませんか?

 

不安症を克服し、自分の幸せへ
エネルギーを注げるようになったクライアントさんは皆さん

ご自身でも驚くほど活動的になり
どんどん夢を叶えてる方が多いのも事実ですよ


それでは またブログでお逢いしましょう♪

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