- 理想の生き方を手にする方法
- 2024-8-13
・どうせ、私にはできない
・やる前から諦めちゃう
・ちょっとやってみるけど、上手くできないとすぐに諦めちゃう
そんな慢性的無力感から抜け出して
少しづつでも「できるようになりたい」
自信をつけたい
諦め癖を改善したい
コツコツ努力を積み重ねられる人になりたい
そう感じてる人はいますか?
こんにちは♪ 心理カウンセラー・のりさん(谷口のりこ)です。
バリ好き、ヨガ好き、海好きの
アラフォーのりさんが、沖縄を拠点に
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慢性的無力感とは
慢性的無力感は別名、学習性無力感とも呼ばれてて
『学習性』と付いてるので、そもそも
私たちが元々持って生まれたものではないんです
本来私たちは、自分が興味を持ったものに
取り組んでみる、やってみる、できるように頑張る
そんな気持ちが、当たり前にあるもので
だからこそ、赤ちゃんは寝返りがうてるようになって
ずり這いから、ハイハイをし、つかまり立ちを覚え、自分で歩けるようになり
気になったものに手を伸ばし、触ってみたり
時には口に含んでみたりするもの
・自分にできる気がしない
・どうせやったって無駄
・もういいやって諦める
始めからそう思ってる子なんて、1人もいないんです
今日は私自身が『慢性的無力感』から抜け出していった
経緯をシェアしますね
頑張っても、どこか虚しくなるだけ
小学生の頃、数年間は水泳に打ち込んでいました
自分がやりたくてお母さんにお願いし、スイミングスクールに通い
そこでメキメキと上達した私は
同じスクール内の『選手コース』という、強化チームにスカウトされ
毎日2.3時間の練習を続けてました
けどね、その中でも「うちはみんなの家とは違う」
そのことを感じる機会が増えていったんです
両親は私の練習を見に来てくれない
大会にも応援に来てくれない
他の親はみんな見に来てくれてるのに
練習風景も(送り迎えのついでだけど)見てくれてるのに
うちの親はいない、送り迎えさえもない
(平日は夜遅い帰宅になるので
心配した友達のお母さんが、送ってくれるようになりました)
頑張ったって何になるんだろ?って
なんだか虚しさや寂しさを覚え始めたのもこの頃です
親のために頑張ってたわけではないけど
やっぱり、その成果を知って欲しい
頑張ってる姿を見てて欲しい
そんな想いが私の中にはあったんです
なので本当に稀なことですが
日曜日の早朝練習で、観覧席にお父さんの姿を見かけた時は
とても嬉しくて、俄然やる気が出て、パワーがみなぎり
ちょっと張り切って泳いで、良いところを見せようと
気合いを入れ直し、頑張る自分がいたのを思い出しました
初めてのスランプ
選手コースに行ってからも
最初のうちはどんどん上達し、数字も更新し続け順調だったんですが
誰にでもいつかはやってくる『伸び悩み』のスランプを
この時、初めて経験しました
人生の中で初めてぶち当たった壁
私にはその越え方がわからないし
お父さんはいつも、頑張れしか言わないし
誰にもこの辛い気持ちを共感してもらえない、わかってもらえない
弱音や泣き言が言えない
私がそうしてる間にも、みんなはどんどん数字を更新していくし
ついには私の後に入ってきた後輩にも追い抜かれて
悔しさや、不安や、焦り、嫉妬、虚しさ、など
当時はいろんな気持ちが渦巻いてました
人生で初めて経験した壁にぶち当たった時の辛さを
1人で受け止めるしかなく
その受け止め方も分からず
このスランプがいつまで続くのかも分からないまま
毎日毎日、数時間ぶっ通しで泳ぐだけの
ただツラいだけの時間
それでも頑張って、歯を食いしばって
与えられたトレーニングメニューを
やる気ないながらもこなしてました
(けど、頑張ってもその成果も出ず…)
初めて目にする『できない自分』
その惨めさ、悔しさ、屈辱から目を背けたくて
だんだん、行くのが嫌になり
こっそり休む日が増え
逃げるように、水泳の世界からフェードアウトしました
今なら分かることなんですが
当時の私には、受容と共感などの
母性的な【優しさの愛】が注がれてなく
厳しさ、自分を律する、強さなどの
父性的な【強さの愛】が過剰だったんです
(お母さんからは母性も父性も受け取れず
お父さんからは父性しか受け取れてませんでした)
傷つきたくないから、できない私の出来上がり
それ以来、やりたいなと思っても
少しでも「でも、できないかも」「難しいかも」と感じると
【できない自分の惨めさ】を再び味わうことが嫌だから
「自信がない」「できない」という
便利な言葉を多用して挑戦しなくなったし
ちょっとやってみて、あれ?なんか上手くできないと感じると
サッと身を引き「やっぱり向いてない」「私には合わない」
そんな言葉で幕を引き
どんどん、努力しない子になりました
大人になって、興味を持ちやり始めたことも
壁が見えてくると、越えることより
サクッと軽快に方向転換
全てそんな感じで過ごしてきたので
もちろん、自信なんて育たないし
いつまで経ってもセルフイメージは
『何をやっても大して続かない、できない私』のまま
これが、私の慢性的無力感の根っこにどーーーんとあった原体験でした
心理セラピストになり、同期のみんなは努力を重ね
どんどん実力がついてくるのを目の当たりにして
あの当時のツラさや惨めさがフラッシュバックするようになり
焦りから頑張るんだけど、ガムシャラにやって
確かに少しづつは進んでるんだけど
みんなが当たり前に努力してることをしてないんだから
まだまだ思うような結果が出なくて当然
だけど、そう思っても努力できない、頑張れない
そんな自分にコンプレックスを感じるようにもなってきて
セラピーで扱う覚悟を決めました
心からの切なる願い
セラピーで掘り下げると出てきた根本原因はやはり、水泳の場面で
あの数年間の至る所で感じた惨めさや焦りの奥に隠れた
・いつも見てて欲しい
・頑張る姿を見守って欲しい
・頑張っても結果が出ない、そのツラい悔しい気持ち受け止めて欲しい
そんな切なる願いでした
私は本当は、お父さんやお母さんに
自分の練習風景を見てて欲しかったし
私が振り向いたらいつでも、目が合って手を振って欲しい
(見てるよってサインを送って欲しい)
そして、ツラい時や悔しい時は
優しく受け止めて欲しい
ただただ、わかって欲しい
「うん。うん。それはツラいね、悔しいね」って
そう言って欲しかったんです
それがあれば、私は自然に
またやる気を出して、頑張る方向に進めたのに、、、って
そんな想いがとめどなく溢れ
1つ1つ丁寧に受け止めてると徐々に落ち着きを取り戻し
たくさんの悲しみを癒して
身軽になった心と身体で
いくつかの約束を自分自身と交わしセラピーは終了しました
それ以降、私自身が私を見る目がちょっと変わったんです
頑張る自分を常に気にかけ、見てて、応援する姿勢になり
特にそれはヨガをしてる時に、顕著に感じました
シンドいストレッチや、筋トレ要素が強い内容の時
それまでの私の視点や脳内会話は
シンドい私目線の意識で
「あぁ〜きっつーーー、しんどーーー、まだ終わらんの?」という
弱音や泣き言?ばかりでした
だけどある日、フと気づくと
そんな弱音や泣き言を言ってる私を
優しく見守る、もう1人の私の視点になってたんです
「うん。うん。キッツイよね、シンドいよね。
分かる。分かる。
けど、もうちょっとだから、頑張れーーー」って
受容と共感しつつも、応援する感じ
まるで那覇マラソンの走者と、沿道で応援してる市民を
一人二役でやってるみたいな感覚でした
やり切った後も
「よく頑張ったね!!諦めなかったね!凄いよ!!」って
頑張りを褒め称えたり
やりたいポーズができなくて悔しい時も
「悔しいよね。やりたかったもんね。できると思ってたもんね。」って
悔しさに寄り添ってあげたり
「諦めない心」を育てる
そんな自分の新たな視点に気付いた時
「私はずっと、こんな応援が欲しかったんだ
こんな関わりを心から求めていたんだ!!」って
そう思ったら、自然に涙が溢れてきて
欲しかったものを手にしてる喜びで胸がいっぱいになりました
それからの私は、頑張る自分に伴走し続けて
できないことも
できるようになるために、コツコツ積み重ねる
その過程を常に見守り続ける
今はまだできない自分の、その時々を楽しみながら取り組む
そんな『諦めない心』を育てることができました
そのお陰で今は
できない自分を楽しんだり
できるまで努力するだけの、地道な過程を楽しむことができ
まだ達成していないけど
達成に導くための膨大な時間が、充実した時間に感じています
私のとって、喉から手が出るほど欲しかったものは
いつでも見守り、受容と共感、そして励まし
たったそれだけの、シンプルなことでしたが
そのシンプルなことすらも、私と同じように
得られなかった人は、意外に多いんじゃないでしょうか?
それが原因で
どうせ自分にはできないって最初の一歩すら踏み出さなかったり
頑張ったって意味がないって、やる気を失ってしまったり
ちょっとやって、上手くできないからと諦め続けてばかりでは
手に入れられたはずの物も得られないし
長い人生でみると、どれほどの自信や達成感や
満足感、充実感を逃してきたでしょうか?
私が経験してきた道のりが
かつての私と同じようなことで行き詰まってる人の
参考になれば嬉しいです
最後に、応援のパワーを受け取って頑張る
みんなから応援してもらえるって
私には喉から手が出るほど欲しいものだった
そう何度も言いましたが
ある映画(ドキュメンタリー)を見て
まさしく、この応援だよーーー!!と、感動し
号泣した映画をシェアしますね
内容はフリーダイビングの世界で
子供の頃からトップを狙って頑張ってる主人公が
たくさんの人のサポートを受けながら世界一になる話
(その中には悲しいドラマもありますが)
予告的には2人のフリーダイバーが出会い
同じ夢を追いかけ、強い絆が結ばれてく
そんな話だと伝えていますが
私には仲間とかサポートとか、応援とか
そういう要素がツボって、感動ものでしたが
この映画を見た人の別の意見(視点)に拍子抜けした思い出も
これこそ、それぞれの投影だよね(笑)と思った出来事でもありました
ネトフリに入ってる方で
興味がある人は見てみてね
見終わった時、あなたはどんな感想を抱くんだろ?
(そのどれも正解で、その感想が自分の内面が投影されてるってだけだよ♪)
それでは またブログでお逢いしましょう♪
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