- セラピー症例
- 2019-12-19
夫が娘を可愛がってくれるのは嬉しいことなんだけど
それがモヤッとしたり
なんだかイライラしちゃうんです。
このような困りごとを抱えていた方の別の症例をお伝えします。
【症例】娘を可愛がってくれるのは良いんだけど…① はこちらから
こんにちは♪ 心理カウンセラー・のりさん（谷口のりこ）です。
バリ好き、ヨガ好き、海好きの
アラフォーのりさんが、沖縄を拠点に
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夫が娘を可愛がってくれるの有り難いし、嬉しいけど・・・
なんだかモヤッとしたり、イライラしてくる。
そんなお悩みを抱えていた恭子さん。
困りごとだけで見ると、前回の優子さんと同じなんですが
その原因に隠れている背景は、また違ったものでした。
娘が生まれるまでは、
私が夫からVIP待遇されていたんです。
そう語る恭子さん。
旦那さんに対して、1番イラッとするときの状況を詳しくお聞きすると
仕事から帰宅すると一目散に満面の笑みで
「○○ちゃぁ～ん」と娘に頬を寄せ、抱っこしたがる。
それは良いんですよ。
良いんですけど、その後
私のことは無視というかスルーされることが多く、それが一番イラつくんです。
【旦那さんからスルーされることで
自分の存在を無視されてる（ように感じてる）】
恭子さんが1番引っかかっていたのはここだったので
セラピーではこの引っかかりの原因を掘り下げていきました。
自分の存在そのものを無視されているような感覚。
それは恭子さんが幼い頃にも感じてた
どこか懐かしい、慣れ親しんだ感覚でした。
兄弟の多い家庭で育った恭子さん。
自分の上にも下にも姉弟がいる環境で、お母さんは大変忙しそうでした。
なので１人の子だけを、集中して関わるなんてことはできず
恭子さんは自分が欲しい親からの関心や
見ててもらえてるといった安心感を得られることが難しくもありました。
自分の存在そのものを無視されてる。
自分はまるで透明人間のよう。
その感覚は恭子さん自身が、自分の存在を否定するのに
そう難しいことではありませんでした。
お母さんから存在を無視される私は、透明人間と同じ。
そう思うと同時に、深い悲しみや恐怖感の入り交じった
なんとも表現しがたい気持ちが湧き上がってくるのですが
幼い子供にその気持ちを１人で受け止められるはずはなく
ただただ凍り付かせ、封印することしか当時はできなかったのです。
それが、その時の恭子さんにできた
自分を守る唯一の方法でした。
お母さんから存在を無視される私は、透明人間と同じ。
このような感覚を無意識に抱えてる人は
どのような人生を経験していくと思いますか？
たとえ、とってもとっても 過酷でツラい人生ではないとしても
無視されないように必死に、存在をアピールするかもしれないし
どうせ無視されるんだから… と
控えめに一歩も二歩も下がった人生を送るかもしれませんよね。
あなたが恭子さんと同じ立場だったら
どんな人生になっていたかも。。。って想像できますか？
大人へと成長した今、セラピーを通して
自分の中に隠れていた【凍り付いていた感情】は
適切な方法で解凍し消化することが可能です。
では、自分の存在に光を当てることができた恭子さんは今後
どういった人生を築き上げていくと思いますか？
また、ご主人に対して感じてた【存在を無視されてるような感覚】は
どんな風に変化していったと思いますか？
それはまた後日、恭子さんから報告があれば皆さんにもお伝えしますね♪
同じような悩みでも、無意識に潜んでいる原因は、人それぞれ違うもの。
セラピストとして多くの症例を見ていると
この悩みの原因はこの辺りかな？と仮説を立てることは可能ですが
本当のところはワークをしてみないとわからないものなんです。
もしもあなたも、存在そのものを無視されてるような
そんな痛みの感覚に自覚があるのなら
その痛みが、あなたの今の生き方にどんな影響を与えていると思いますか？
そして、その影響は
あなたにとって不都合な事ですか？
だとしたらそれは心理セラピーで改善が可能です。
それでは またブログでお逢いしましょう♪
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