核心へと深まるごとに、得るものが増えていく

  • 心理コラム

先月の福岡出張でのこと。

個人セッションの合間には、友人と会い心理話しに花が咲く~♪なんて時間も過ごしつつ
そこで会話に上がったのが、セラピーをコツコツ受け続けることの意義とはでした。

Aki’sカウンセリング90分3千円でカウンセリングが受けられる♪

※この内容は、先日メルマガで配信したものを一部変更してお届けしています。


最近この系の質問
「セラピーはいつまで受けるといいのか?」
「セラピーを受けることに、終わり(卒業)はあるのか?」
「セラピー依存にならないのか?」
などなどを聞かれることも多かったので

私的な考えや思いがあったのと
友人もタイムリーに感じてたことがあったので、この話題になったんですよね。



多くの人は、ナニカにつまづいたり
事が起こって苦しくなったときなど
傷や痛み(ビリーフ)が刺激されたときにセラピーを受けにくると思うんです。



その時の目指すゴールは、ラクになりたい。
痛みを取りたい。と言うようなもので、それだけでもセラピーは効果を発揮して変わっていけるんですよね。


だけども実は、それだけでは【核心までは扱えていない】こともあって
ラクにはなれるんだけども、幸せになれるのとは違うんです。

 


目指すゴールでいうと、例えば職場のAさんに対してイライラしたり、過剰反応するのを止めたい。
別れた元彼のことが忘れらない。
友人とのある出来事が今でも心のトゲとなっている。


などの悩みの場合、解決するのに比較的回数はかからず1.2回のセラピーで可能ですが



自信がない。
両親に対する色んな思い。
人との関係性の築き方。(恋愛・結婚を含む)
自己実現(どんな人生を叶えたいかなど)

そういった分野の悩みというか、テーマの場合は時間や回数がかかるものなんです。


なぜならば、それらの悩みは単一原因ではなく
いくつかの要素が複雑に絡まり合っているからであり

『玉葱の皮を一枚づつ剥いていくようなもの』と表現されるのですが
受けるごとに核心へと、深部へと触れていくものでもあるのです。



セラピーの受け方にも、その人なりのパターンがあって
苦しくなったときにだけ受けに来る方の場合、残念ですが

『幸せに生きるための人生において、すごく重要なんだけども大きな痛みは伴いにくいもの』って
セラピーで扱うことを先送りにする
もしくは全く気がつかないことがほとんどなんです。



ご本人が気づかない限りは、扱いようがないのですが
先送りにするとき、そこにも何かしらの抵抗が起こってるんですよね。



私自身、今でもセラピーを受けていることはみなさんにもお話ししていますが
抵抗が起こっててスルーしていたものもありますし
『核心』となるテーマは、何度も何度も受けています。

ではその頻度は??というと、、、


基本は月に1回ペースで受けています。
時々、間が空くことはありますが、それでも2,3ヶ月に1度は必ず受けているんです。


私以外にも、私の周りには月1回は必ず受けているという友人・知人が何名かいるのですが
コツコツ受けている方って、その分核心へと深まっているので
その人たちが得ているものって大きいんですよね。



ビジネスで大きく結果を出してる。
長年の婚活に終止符、結婚することになった。

など、目に見えて分かりやすい方もいますが
一見すると大きな変化はないように見えても、心の中の情景は雲泥の差が出てるんです。


変わりたいのに変われないという状況に陥るときがありますが
それもやっぱり、コツコツ受けている方はそこを越えて変わっていきます。


短絡的な視点ではなくて、長期的な目線で見たとき
セラピーを受ける人も、受けない人もみんな平等に、3年とか5年とか過ごしてて


人は昨日よりも少しでも成長する、変わっていくものだから
どんな人にでも3年とか5年とかを過ごした分だけの成長や変化はあるんだけど


セラピーを1度も受けていない人は、1度も受けてないなりの成長や変化で

2.3回受けた人は、2.3回受けたなりの成長や変化

10回受けた人は10回受けたなりの成長や変化が上乗せされているんです。



更にいうと、受けるごとに1回のセラピーで得られるものの恩恵というか、感動というか
なんかそういうものも増えていってる(深まっていってる)んですよね。
(けど、これは私の個人的な体感かも)



自分に向き合う事って『健康維持』や『ダイエット』と同じで、終わりがないもの。一生続けるもの。

そんなものだと私は思っているので
自分課題とか、抱えてるテーマとか、避け続けているネタとか、抵抗してる気がすることに気づいたとき
そこと向き合い、乗り越えるための手段としてセラピーを活用する。

その方がすんなりと乗り越えられるから。



このやり方をしたら(セラピーを受けて解決する)早いのに
その方法を選択しない人がいるのも事実だし、その理由もそれぞれです。



そもそも自分に向き合うというのを、あまりしない人もいますよね。

セラピーで向き合うの恐いって思ってる人もいますよね(うちの主人はこのタイプ)


  • 古傷をあけたくない
  • セラピー依存になるんじゃないか
  • セラピーはいつかは卒業しないといけないもの
  • 延々とセラピーに頼り続けるのはよくない


そういったことを考えて、受けない選択先延ばしして
自力で頑張るなどの努力をしてる方もいて。


けどね、それも全部思い込みでしかないんです。


「人生とは困難なもの。頑張って努力しないといけないもの。ラクするのは良くないこと」

そのような思い込みを持っている方も
セラピーを受け続けることや
セラピーという方法で(ラクに)乗り越えるやり方に抵抗がでているなぁ~と見てて感じます。


だからこそ、その遠回りな頑張り方を止めて、潔く受けたら
この人なら同じ頑張り(同じ労力)で、もっと多くの幸せをサクッと手にできるのに勿体ないなぁ~と思ったり。



突発的に受けるのでなく、みんな自分のペースでコツコツと受け続けたら良いのになぁ。

そしたら手にするものや、見える景色は、年単位で見たとき
すっげぇ変わるのに。。。って私は思います。



突発的に受けている方でも、それなりの回数を重ねると核心に近づくのですが
(気づく力の高い方や、素直な方なども)


その時のセラピーでは、痛みを取ることが優先されることが多く
「次回は○○(核心)部分を扱うと、より効果が深まるから良いですよ」とお伝えしても、やはりそこは先送りにされてしまうんですよね。


抵抗が起こってるときは、セラピストの言ってることが
聞こえていない。覚えていない。聞いてるけど頭に入ってこない。などが普通に起こります。(これも私のことですが)

ホント、無意識ってすごいですよねーーー!



だからこそ、ある程度深まってきたときこそ、計画的にコツコツ受けるといいなぁと思うのですが
ただ、これはあくまでも私の価値観(考えであり意見)です。
押しつけるつもりはありません。



自分に向き合うことで、望む生き方を叶えたり、自然な在り方でいられたり
そういう、ちょっと漠然としたことなんですが、私が目指してるゴールってそこなんですよ。


漠然としてるからこそ、ゴールに到着したぞ!!って明確な線引きが無いんじゃないかなとも思ってて
だって私は、幸せに対して貪欲な人だから(笑)


だから今後も、自分や家族が幸せになっていくのであれば
どんどんセラピーを受け続けていきます♪


そして、良いものはみんなにもお伝えしていきますね♪


変わりたいけど変われないスパイラルに陥ってるとき、どうすると良いのか。
そこ気になってる人もいるかな?

それはこちらの記事でお伝えしますね♪