コツコツと積み上げるもの

  • ∟教子のつぶやき



実は私 去年までは
沖縄の伝統織物である【首里織】の作家として機織りもしていたんです。

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絽入りの横浮き花織り



以前の私は自分のことを
コツコツと努力できないダメ人間だと思ってたけど
それはちょっと違ってたんだなって最近思うことばかりです。



機織り作家時代、作品を作るときは
それこそ、もう、コツコツとした地味な作業の積み重ねでしかなかったけども

「今日は◯◯㎝進んだ」
「今日はこの柄までできた」って
目に見える分かりやすい成果があったから、続けることができました。


反物や帯などの、細い絹糸を使うものは
1日8時間織っても数10㎝~50㎝しか進まないとかそんな世界なんです。

そんが反物になると13メートル以上織らないといけないので
先の長いコツコツ作業以外のナニモノでもないですよね…


ちょっとテコ入れしたら、一発逆転で完成☆
なんて夢のようなことは起こらない。
それが現実で、だからこそ手織りのものは価値が高いものでした。

 

大量注文を頂いたコースター



人生も同じだなぁーって思うんです。


何をコツコツ積み上げるのかにもよるけども
積み上げてきたものが、結果としてわからないと
「やって来たことに意味がない【気がして】」諦めることもしばしばでした。
(そして諦めたことしか見えてなかったから、自分のこと努力できない人だと思ってたし)



けど、それは【気がしてるだけ】【気のせい】でしかないから
実際にどれだけ積み重ねてきたのか。
その重み、価値、成果をしっかりと自分が気づく。


それって、コツコツ努力と同じくらい大切なこと。

 

花倉織の特別講習の時



この日習った『花倉織』は
琉球王家の王妃しか着ることが許されない貴重なものでした。

それを織れる人も限られ
以前はその技法も、特別に認められた人にだけ伝授されるものだったんです。


そういった伝統を受け継ぐのもまた、コツコツと積み重ねてきたもの
見た目は派手な私だけども
中身はけっこー【地味なオンナ】なんだなぁーと改めて実感しました。