【私のトラウマ】海が恐くなった理由

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以前ブログで、海好きな私だけども『水中が見えない海は恐いんだ』という話しをお伝えしました。

私が海が恐くなった理由は、幼少期の記憶とそれを思い出させるような20代前半のちょっとした体験にあるんです。
(トラウマ体験というほどのものではないんだけどね…)


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佐賀県唐津で牧場をしてる親友のとこに行ってきました♪
奥に見えるモンゴル式のゲルが素敵なんです



私は海が大好きで、鬼盛り珊瑚が好きなので
夏になるとスキンダイビングも頻繁にいくんです。
スキンダイビングにハマった理由はこちらをお読みください♪



だけども 水の中が見えない海だと、私の頭の中は
「なんかいるんじゃないか?」などの想像がいっぱいになって、自分で自分を不安にさせてしまうんです。


そんな時の対処法は前回お伝えしましたが
今回はなぜそもそも透明度の悪い海が恐くなったのか、その『キッカケ』の話しをしますね。


ゲルの中はこんな感じ♪


ゲルはレンタルスペースとして活用もできますし
キャンプ宿泊も可能です♪
お問い合わせは4C RANCHのHPから

キッカケはサーフィンでした



私ね、20代前半はボディーボードとサーフィンをちょっとだけやっていたんです。


ホント、ちょっとカジってた程度で
その時は全然続かなかったんですが、海に行くときはたいがいサーフィンをしてるお兄ちゃんと一緒でした。



サーフィンをするときの波はリーフ(珊瑚礁)の端で立ちやすいもの。

なので沖縄の海ではリーフの内側では、外洋からの波の影響が少なく
比較的安心してシュノーケリングが楽しめるんです。


サーフィンの時は逆で けっこう沖まで行ってリーフの端の手前で波待ちすることがあるんですが
リーフの端ってドロップオフと言って、急に深くなってく境目でもあるんですよね。


リーフの境目やドロップオフは、海上から肉眼でも分かります。


沖の方でその辺りだけ白波が立っている場所や

沖縄の海ではエメラルドグリーンの綺麗な色から、色の濃い青に変わる境目がありますよね。
あれがリーフの端で、急激に深くなることで砂地に光が届かず色が濃くなっているんです。
(決して透明度が悪くなってるからとかじゃないんですよ)


たったひと言で、蘇った恐怖感



今の私はこのドロップオフが大好きで
スキンダイビングの時は、どんどん深みに潜り込みながら崖に折り重なる珊瑚と
海中の濃紺のコントラストを味わうことも楽しみの1つとなっています。


だけど、当時お兄ちゃんに言われたひと言で恐くなり
色が濃くなる深い場所には行けなくなりました。



私は現在41歳なんですが、私たち世代が子供の頃ってジョーズってサメ映画ありましたよね。


サメってさ、音もなく静かに忍び寄ってくるイメージだから
どこにいるかガッツリ見張ってないと恐いって、映画を見ながら何度呼吸が止まるほどの恐怖感を味わったかわかりゃしない・・・

最近見たパニック映画で、その恐怖感に近いものは『クロール-凶暴領域-』っていうワニの映画ですね。
洪水の浸水によってワニが家に侵入しちゃうやつです。興味ある方はぜひご覧ください。



沖縄では稀にサーファーがサメに噛まれる事故があるんですが、どこか他人事だったんですよね。その日までは。
(パドリングしてる姿が、海ガメと見間違えて襲われるらしいですよ)


サーフィンの時はリーフの端で立った波を、その手前で待ってるんですが
気づくと沖に流されてたりして、リーフの境目で波待ちしてるときもあって

その時、近くにいたお兄ちゃんが
「この色が濃くなってるとこから沖には行くなよ。サメが出るかもしれないから」って教えてくれたんですよ。


えっ??と思って下を見たら
めっちゃ濃紺の海で、水中がどうなってるかボート上からは見えなくて
そしたら途端に、足を水中に入れてることすら恐くなってしまったんです。



勘のいい方ならお気づきですよね?
私の頭の中ではすでに、こんな想像でいっぱいでした。
「サメに足を噛まれたらどうしよう!!」


サメってこんな身近にいるんかい!!って恐くなったし
リーフの境目から沖は、海の中が全然見えないからサメがいても気づけないし…


めっちゃ恐くなった私は、それ以来
色の濃くなってる沖には絶対に近寄らず、波待ちよりもサメ探しの方に意識がいってしまい
そんな不安もあって徐々にサーフィンから遠ざかっていきました。



子供の頃に見た映画の恐怖って絶大ですよね。


過去に遡ることで、未来が変わる



サメに対する恐怖心から海が恐くなってた私でしたが
やっぱり海遊びは好きだったので、シュノーケリングをするようになり。


その辺りから感覚が変わってきて『透明度が高く、水中が見えてたら大丈夫』になってきたんです。



見えてたら大丈夫。
見えないから色んなことを想像して、自分を恐がらせて、恐くなる。
そうやって恐怖心を煽ってる。


そんな心のカラクリも知ってる今だから
リーフの境目の深い海でも(透明度があれば)楽しめるようになり、ドロップオフが大好きになったんです。



・子供の頃に見た恐かった映画。
・その時の恐怖心を刺激することとなった、兄のひと言。


そんなトラウマとも呼べないかもしれない、私のトラウマ体験でしたが
この出来事を通して、私が海が恐くなったのも事実だし

恐くなったキッカケを思い出したことで、対策ができるようになり
海への恐さが無くなったのも事実です。



なにかに対して不安や恐怖心があるとき
その不安によってしたいことができなかったり、行動に制限がかかっていたら

それが『恐くなったキッカケ』まで遡って把握できると、そこに原因があるので改善策が見えてきます。


すると、そこから先の未来は
『本当の意味で、不安や恐怖心を克服した自分』として歩んでいけるので未来を変えることができますよね。



封印してた過去を振り返ったってなんになるの?
なんで、わざわざカサブタを剥がす必要があるの?


そう思われることも多いですが
なぜそこまでするのか、その答えは
あなたが手にする未来を変えるために必要な時だってあるからなんです。