《楽しんではいけない》《幸せを感じてはいけない》

《楽しんではいけない》を持つ人は、「何事も楽しめない」「楽しむことに罪悪感を感じる」「楽しむことを後回しにする(これが終わったら楽しんでも良い)」といった特徴を示す。
楽しむこと(幸せなこと)と苦労がセットになっていて、「楽しいことの後にはツラいことがある」「こんなに楽しいと(幸せだと)足もとすくわれるんじゃ」などの思いがある。

また、いつも「楽しいことを探し」をしていて、楽しいことをたくさんしているけど、、心からは楽しめてない人もいる。

 

主な症状

  • 何をしてもどこか楽しめない
  • 心から楽しいと思ったことがない
  • 楽しいことをする前か、した後に罪悪感を感じる
  • 楽しいことをする前か、した後に体調を崩す
  • 自分の好きなことややりたいことがわからない
  • 「ラクをしてはいけない」「人生は苦しいものだ」と思っている
  • わざわざ苦労をして、やりがいを感じる
  • いつも「楽しいこと探し」をしている
  • 睡眠障害(入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒) →《幸せを感じてはいけない》
  • 過眠症(ナルコレプシー) →《楽しんではいけない》

 

刷り込みの場面

「親が不幸に耐え、楽しむことをがまんしている」「親が病気でかわいそう」といった状況下で「自分だけが楽しんではいけない」と心に決めることで、《楽しんではいけない》が刷り込まれる。
また、楽しむことをしない親から「人生とは苦しいものだ」「苦労は金を出してでも買え」的な価値観を刷り込まれる場合もあります。

  • 親に悪いから、「自分だけ楽しんではいけない」と思った
  • 親が人生を楽しまない人だった
  • 「調子に乗って喜んではいけない」等と親に言われた