《感謝をしてはいけない》

《感謝をしてはいけない》を持つ人は、「感謝の気持ちを感じられない」「人にしてもらっていること与えられていること)に気づかない」といった特徴を持ちます。
心から感謝の気持ちを感じていないのに、過剰に「ありがとう」「感謝しています」と連発する人もいます。

本人に自覚症状がない場合が多いので、セラピーを受けに来ることはまずないことが殆どです。

 

主な症状

  • 人に対する感謝の気持ちや、「ありがとう」という気持ちを感じられない
  • 人から「やってもらっていること」に気がついていない
  • 「してもらっていないこと」「足りないこと」「満たされていないこと」ばかりを訴える
  • 「ありがとう」と言ったり、感謝の気持ちを感じてはいけない気がする
  • 心から感謝の気持ちを感じているわけではないのに、ことさらに「ありがとう」「感謝しています」を連発する

 

刷り込みの場面

感謝をしたり、「ありがとう」を言わない家庭で育ったことが原因で、《感謝をしてはいけない》が刷り込まれる。
また、感謝をしない親をお手本にして、《感謝をしてはいけない》が刷り込まれることもある。

  • 家族の中で、「ありがとう」と言ったり、言われたり、感謝の気持ちを表現するやり取りがなかった
  • 親が「ありがとう」を言ったり、人に対して感謝をしない人だった