悲しみを感じることは【負け】ではない

  • 正しい感情の扱い方

「強くならなきゃ」
「強くなりたい」
 
そう自分に言い聞かせて、頑張ってきた人にとって
【悲しみ】という感情は、苦手な感情になりやすいですよね。
 
 

 

こんにちは♪ 心理カウンセラー・のりさん(谷口のりこ)です。

 

バリ好き、ヨガ好き、海好きの
アラフォーのりさんが、沖縄を拠点に

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強くなきゃ、ナメられる。
弱さを見せたら付け込まれる。
泣いたら負け。


子供のころから、どこかそんな風に感じてる私がいました。


だから必死で強くなろうと努力して
めっちゃ強がって、虚勢を張って
そして張り詰めすぎて、最後はポキッと折れる・・・

そんなパターンを繰り返していたんです。

 

強くありたいと願い、強さを追い求めて生きてきた私にとって、苦手な感情がありました。


それは【悲しみ】です。

ちなみにここで言う強さというのは
肉体的な筋肉ムキムキ系の強さとかではなく、もっと精神的な強さです。

忍耐強さとか、我慢強さとか、打たれ強さとか
そういった言葉で表現でされるような【強さ】を意味しています。


 

厳密にいうと、悲しみ全般が苦手なのではないんです。


例えば、大切な存在を失ったときの悲しみは、感じ受けとめることができます。
けど、その【悲しんでる姿】を親兄弟など家族に見せるのは苦手です。


なので最愛のペットが不慮の事故で亡くなったときも
その後、お母さんから「〇〇ちゃんは?(ペットの名前)」って聞かれたときには

「あぁ。この前亡くなったよ」って
まるで大してことではないかのように、サラッと言い流していました。

 

私が特に苦手とするのは
家族のしたこと(してくれなかったこと)が
私の期待にはそえなくて
私が傷つき、そこで感じる【悲しみ】を受け止めるのが苦手なんです。

 

相手とのやり取りの中で湧き上がってきた悲しみを受け止めることは
『弱みを見せること』なような気がするし
『負けた』気がするし、、、

 

なによりも【家族とのやり取りで、傷ついた自分がいる】という
その事実を受け止めることができず、抵抗してしまうのです。
(だから、傷ついてない、何でもないふりして強がるんですよね)



 

事実の否定は家族との間だけではないんです。


私にとって関係が深くなってきた相手には、同じようなことが起こります。

 

たとえば、仲良しの友達や旦那さんとの関係の中で
相手との行き違いや、お互いの誤解、配慮不足など、様々な要因からトラブルが起こり

私が傷ついたら、私はその事実を受け止めきれず
悲しみを抑圧して、偽物の怒り(イライラ)を相手に向け始めます。

「あの人のせいで、、、」と
相手を責めてしまうんです

 

それは必ずしも相手が悪いとかではなくても。
とゆーか、むしろ
出来事自体は、どちらかが良い悪いではなくて、お互い様なこと。

 

ただ、その出来事で双方がそれぞれに感情を抱く中で
私は傷つき、悲しみが生じたとしても
そのことに初めのうちは気づかないのです。(悲しみを抑圧してるから)

 

悲しみに気づかず、偽物の怒りを向け続けてる間。
私はずっと、そのことを根に持ち、イライラするし

偽物の怒りを持て余し、相手のあら捜しを始めてさらにグチグチ言ったり

私が怒るのは無理もないことで、
私が怒るのは相手のせいだと言わんばかりに、自分を正当化したくなったりして


不快な気持ちを持ち続け、その時間が長引いてくのを
イライラしながら眺めるしかできないんですよね。



イライラがずっと続く その長い時間の中
自分自身の気持ちと向き合い、ようやく
【傷ついてた自分がいて、本当は悲しかったんだ】ということに直面するんです。


心や感情を扱うトレーニングを受けている私でも
出来事が起こってから、本当の悲しみに気づくまでは数日かかることもあります。

早ければ1日で気づけることもあれば
否認や抵抗が強い場合は数か月かかることだってあるんです。

そのたびに【私にとって、この種の悲しみは本当に苦手なんだなぁ】って思います。

 


悲しみを感じることは負けではないし、弱さでもない
悲しみを受けとめられると、真の強さを手にする

このことを私は、経験から何度も繰り返し学んできました。


私のこの経験が、あなたに役立ち
遠回りせずに受けとめることができると良いなと思います

 


それでは またブログでお逢いしましょう♪

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