- 正しい感情の扱い方
- 2018-12-11

怒り(イヤ・納得いかない)という気持ちを我慢したり、溜め込んでる人の特徴の続きです。
なぜシンドい思いや、不快な症状を抱えることになっても
本物の感情を我慢して溜め込み、ニセモノの感情を使うようになっていくのか。
それにも隠れた目的があって、自分を守るためであり
多くの方が≪本物の感情を感じたら、もっとイヤなこと(恐いこと・大変なこと)が起こる≫
そんな思い込みを持ち合わせているんです。
こんにちは。 谷口教子(のりこ)です。
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前回の記事を読んだ多くの方から
「これ私のことです!!」 とか
「前は私もそうだった」 とかいうお声をいっぱい頂きました。
それくらいみなさん 怒りを我慢するって、やってしまいがちなんですよね。
今日は怒りだけでなく全ての【本物の感情】を
なぜ我慢してしまうのかについてお伝えしますね♪
本物の感情を感じる(表出する)と、もっとイヤなこと(恐いこと)が起こる
実はね 私たちの多くが、感情について
≪本物の感情を感じたら、もっとイヤなこと(恐いこと、大変なこと)が起こる≫と、無意識では思い込んでるんです。
けどそれは思い込みであって、事実ではないんですよね。
過去にはそういうこともあったかもしれないけど
全てが毎回同じだとは限らないにも関わらず
『絶対にそうなるに違いない』と、どこか頑なに信じている。
なのでその思い込みを緩めていくことも大切なポイントです。
でなきゃ、『自分の気持ちを大切にしよう』としても
結局できない(感じられない)から、2重に苦しくなっていくからです。
落ち込みやすい人は、心が弱い人
みなさん、そう思っていたり、聞いたことないですか?
それ自体が、感情に対して間違った思い込みを持っているからなんです。
(ちなみに過去の私も、すぐに落ち込む自分は弱いからダメとか
うつになったのは、自分(の心)が弱いからだって思ってました)
落ち込んでいるときって、どんな状態になってることを意味していますか?
多くの場合は、ショックなできごとや強いストレスがあって
その出来事に対して心が反応し、悲しみや、恐れ(不安)や寂しさなどを感じている状態をさしてると思うんですね。
だけどもそこに≪悲しみを感じることは弱いこと≫って、そんな思い込みがあって
さらには≪弱いことはダメなこと≫という思い込みまでMIXされていたら、どうなっていくでしょうか。。。
悲しいことがある度に、消化されない思いを抱え
未完了の思いが引き金となり、落ち込みを長引かせシンドい時間が増えていく。
そんな自分すらも否定する。
↑↑↑このような悪循環になることが多いんです。
たまに真逆に振り切ってる方もいますけどね。
では、その真逆が強いこと意味するのかというと、どーなんでしょう?
案外『強がり』でしかなかったり
どこか『無理をした強さ』とか、ロボットのような『無機質な冷たさ』が醸し出てる気がします。
このように、自分の内側から湧き上がってくる気持ちを
ありのままに、自由に、自然に味わうことに対しても
私たちは、無意識の中にそれを阻むような思い込みを持っています。
自分の本当の気持ちを感じたら、何が起こるような気がすると思ってる?
本物の気持ちを感じたら、どんなイヤなことが起こりそうな気がするのか。
そのイメージは人それぞれですが、セラピーの中でよく聞く理由はこんな感じです。
- 気持ちを感じること自体がとてもツラすぎる
- 気持ちを感じること自体がとても痛すぎる
- そもそも気持ちを感じることが恐い
- 感じたら嫌われる(捨てられる・見放される)
- 感じたら嫌がられる(煙たがられる)
- 感じたとしても受け入れてもらえない
- 感じたとしても分かってもらえない
- (感じてる気持ちや、感じてる自分自身を)否定される
- (感じてる気持ちや、感じてる自分自身を)バカにされる
- 自分がその気持ちを感じることで相手が悲しんだり、不安になったり、怒らせてしまう
- 感じると自分が弱くなる気がする
- 感じると自分が負けた気がする
- 感じると自分や周りが混乱したり、パニックになる気がする
- 感じると周りを困らせてしまう気がする
- 感じることが死ぬほど恐い(死んじゃうんじゃないかってくらい恐い)
- 感じたら止まらなく溢れ出るような気がする etc…
本物の気持ちを感じると、上記のようになってしまう。
そんな思い込みもあって、尚更に感じることを止めてしまうんです。
なので自分が感情に対してどんな思い込みを持っているのか。
感じようとすると、どんな風に止めているのか。
身体に出る反応だと、どこかに力を入れてたり、腕や足を組んだり。
思考に出る反応だと、上記のことを想像してたり
自分を説得させる言葉が頭の中で巡っていたり などなど。
そんな『自分なりの思い込み』や、『自分なりのやり方(パターン)』を把握していると
そこから緩めていくと良いですよ♪
ちなみに私は、『足を組む』『口元に力を入れる』『唇を噛む(内側に入れて、歯で押さえる)』『口を尖らせる』などをよくしていました(;^_^A
今でも(自分が)セラピーを受ける時、始まるときから足を組んでたりすることがあるので
足組みを解き、深呼吸して口元の力を抜いてから、セラピストさんに話し始めるようにしてます。
次回は『ニセモノの感情』について、もう少しこちらで詳しく説明していきますね。
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